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梅毒が急増しています!

印刷用ページを表示する掲載日:2019年1月17日更新

梅毒が急増しています!!

 全国的に梅毒の感染者が増加しており、大分県においても2018年は、2017年の2倍の感染者が報告されています。
 梅毒について、以下のことを参考に、感染の早期発見・早期治療に努めていただくとともに、感染予防をお願いいたします。
 大分県では、保健所において匿名かつ無料にて検査を行っています。検査を希望される方または心配のある方は保健所へ連絡ください。
 

梅毒発生状況
2014年2015年2016年2017年2018年
大分県512121836
全国1,6612,6904,5755,8266,782(※1)

※1:2018年全国の値は、第51週(12月17日~12月23日)までの累計です。

梅毒とは

 梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによって伝播する感染症で、梅毒トレポネーマという病原菌が原因となる感染症です。
 早期の薬物治療で完治が可能な感染症ですが、検査や治療が遅れたり、治療せずに放置したりすると、長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症を引き起こすことがあります。時に無症状で進行する時期もあるため、完治したことを確認せずに途中で治療をやめてしまわないようにすることが重要です。また、完治しても感染を繰り返すことがあり、再感染の予防が必要です。

梅毒の症状とは

 感染した後、経過した期間によって、症状の出現する場所や内容が異なります。

第1期:感染後約3週間
 初期には、感染がおきた部位(主に陰部、肛門、口唇部、口腔内等)にしこりができることがあります。また、股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れることもあります。痛みがないことも多く、治療をしなくても症状は自然に軽快します。
 しかし、体内から病原体がいなくなったわけではなく、他人にうつす可能性もあることから注意が必要です。

第2期:感染後数か月
 治療をしないで3か月以上経過すると、病原体が血液によって全身に運ばれ、手のひら、足の裏、体全体にうっすらと赤い発疹が出ることがあります。小さなバラの花に似ていることから「バラ疹」と呼ばれます。
 発疹は治療を行わなくても数週間以内に消える場合があり、また、再発を繰り返すこともあります。しかし、抗菌薬で治療しない限り、病原体である梅毒トレポネーマは体内に残っており、梅毒が治ったわけではありません。
 この時期に適切な治療を受けられなかった場合、数年後に複数の臓器の障害につながることがあります。

潜伏梅毒
 梅毒血液検査陽性で顕性症状が認められないものをさします。第1期と第2期の間及び第2期の症状消失後の状態を主にさします。
 第2期梅毒の症状が消失後、再度第2期梅毒症状を示すことがあるが、これは感染が成立後1年以内に起こることから、この時期の潜伏梅毒を早期潜伏梅毒と呼びます。これに対して、感染成立後1年以上たつ梅毒血液検査陽性で無症状の状態を後期潜伏梅毒と呼びます。

晩期顕性梅毒(感染後数年)
 感染後、数年を経過すると、皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生することがあります。また、心臓、血管、脳などの複数の臓器に病変が生じ、場合によっては死にいたることもあります。
 現在では、比較的早期から治療を開始する例が多く、抗菌薬が有効であることなどから、晩期顕性梅毒に進行することはほとんどありません。

また、妊娠をしている人が梅毒に感染すると、胎盤を通じて胎児に感染し、死産、早産、新生児死亡、奇形が起こることがあります。(先天梅毒)

治療について

 一般的には、外来で処方された抗菌薬を内服することで治療を行います。内服期間等は病気により異なり、医師が判断します。病変の部位によっては、入院し点滴で抗菌薬の治療を行うこともあります。
 医師が治療を終了とするまでは、処方された薬は確実に飲みましょう。性交渉等の感染拡大につながる行為は、医師が安全と判断するまでは控えましょう。
 また、周囲で感染の可能性がある方(パートナー等)と一緒に検査を行い、必要に応じて、一緒に治療を行うことが重要です。

 

予防方法について

 感染部位と粘膜や皮膚が直接接触しないように、コンドームを使用することが勧められます。ただし、コンドームが覆わない部位の皮膚などでも感染がおこる可能性があるため、コンドームを使用しても100%予防できるとは過信せずに、皮膚や粘膜に異常があった場合は性的な接触を控え、早めに医療機関を受診しましょう。

検査について

 梅毒に感染したかどうかは医師による診察と、血液検査で判断します。第1期の最初の数週間は検査を行っても陽性反応が出ないことがあるため、感染してから十分な期間(約3週間)をおいて、検査結果を確認する必要があります。
 大分県では、保健所において匿名かつ無料にて検査を行っています。検査を希望される方または心配のある方は以下の保健所等連絡先へ連絡ください。

★保健所等連絡先一覧★
 保健所等一覧 [PDFファイル/36KB]


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