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新年祝賀互礼会 知事あいさつ (平成26年1月6日)

印刷用ページを表示する 更新日:2014年1月15日更新

 こうして拝見いたしますと、ご家族お揃いで皆様お健やかに新春をお迎えになられたご様子で、心からお慶びを申し上げる次第です。
 今年も課題の多い年ですが、逆に言うと楽しみの多い年でもあります。ぜひ皆さん方とともに、しっかりと課題に挑戦し、楽しみに変えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
 今年の課題の一つは何といっても景気回復を実感し、そして雇用の安定をみんなで楽しむ、そういう時代にしたいものだと思っています。
 ご承知のとおり、年末に国の経済見通しが発表になり、平成26年度の実質成長率を1.4%と見通しています。25年度の実績見込みが2.6%でしたから、それに比べると少し減速することになりますが、それでも1.4%の見通しです。特に驚くのは名目成長率で、こちらの方は、消費税が関係しているのかもしれませんが、何と3.3%の成長ということです。名目が3.3%、実質が1.4%ということで、これはしばらく我々が忘れていた、まさに名目が実質を常に上回る動きのあった、経済が右肩上がりで発展していた頃以来、実に17年ぶりにそういう姿が描かれたということです。国の方も景気の先行きや雇用の安定について、相当強気の見方をしていると考えてよいのではないかと思っています。
 大分県も昨年の秋から暮れにかけて、県内企業500社の訪問調査をさせていただきました。調査の結果、「これから景気が良くなる」、「景況感がいいよ」と答えた企業の数が、一昨年の同時期の調査に比べ1.5倍になっており、おかげさまで県内でも景況感がだいぶ良くなってきたという動きがあります。これを本物の景気回復に繋げていかなければならない、そういう年ではないかと思います。
 既に農林水産業については、国に先駆けて構造改革に取り組んでいます。これを着実に実行していくことが大事だと思います。また商工業の振興では、大分県はとりもなおさず中小企業の振興ということになりますので、しっかりと取組を強化していこうと思います。
 中小企業の活躍、振興ということになりますと、いかに活躍の土俵を作っていくかが大事です。だからこそ、これまで皆さんとともに企業誘致に努めてきたところです。商工労働部のデータによると、この10年間で製造品の出荷額は実に46%の増となっており、この増加の割合は全国で一位でした。それだけ経済の土俵が広がっているということですから、次は我々の大事な中小企業が存分に活躍できるよう、しっかりと応援していかなければならないと思っているところです。
 もう一つ景気の回復ということで忘れてならないのは、観光・ツーリズム産業の振興です。昨年は、耳にタコができるぐらい「日本一のおんせん県おおいた♨味力も満載」と言い続けましたので、全国にも少しは声が届いたような気がします。今年はいよいよそのPRの実を刈り取る時ではないかと思います。そのためには、まだまだやらなければならないことも多いのですが、ぜひ皆さんと力を合わせて観光・ツーリズムの振興の実を上げていきながら、景気回復と雇用促進にもしっかりと取り組んでいきたいと思います。
 二番目の課題ですが、みんなの思いが経済に向かっているときに我々が特に気を付けなければならない、気を配らなければいけないことは、県民生活の安定、県民の皆さんが安心して心豊かに暮らしていけるような、そういう大分県づくりです。この点を特に注意をしていかなければならないと思っています。
 子育てしやすい大分県をめざして、「子育て満足度日本一」を掲げて努力してまいりました。高齢者の皆さんが元気いっぱいに、生き甲斐をもって活動をしていただけるような、また、障がいのある方もない方と同じように、この住み慣れた大分県で楽しく暮らしていけるような、そういう大分県を作っていこうと努力をしているところです。
 今年は、子育て、高齢者の介護、障がい者の支援計画が、いずれも見直しの時期にあたっています。ぜひ皆さんのお知恵をお借りしながら、この面でも大分県は住みやすいなと思ってもらえるような県を作っていかなければならないと思っています。
 また、安心の大分県と言えば、大地震、大津波に対する対策も大事ですので、さらに充実していきたいと思います。
 そして三番目の課題は、将来の発展のための大分県づくりです。
 皆さんのお力をいただきまして、東九州自動車道が26年度に宮崎まで開通する計画になりました。この中で特に佐伯と蒲江の間については、当初28年度以降だろうと言われておりました。そこで、皆さん方に声を上げていただき28年度になり、もう一声上げていただいて27年度になりました。そして、いよいよ去年の暮れには26年度ということになりました。本当に皆さんのご尽力のおかげで、将来の大分県の発展のために、どうしてもなくてはならない東九州自動車道の目鼻がついてきたところです。あとは中九州横断道路や中津・日田の高規格道路の整備を含めて、しっかりと発展に向けた基盤を作っていきたいと思っています。
 また、地震・津波対策もソフト対策ばかりではなく、将来の発展のための社会基盤整備の一環としてハード面でもできることは何でもやっていきたいと思います。
 そして四番目の課題は、人材をしっかり育てていくということです。
 先行きが不透明な時代ではありますが、その分楽しみも多いものと私は思っています。そういう時代にあっては、いかに人材が育ち活躍できるかということが大事です。いろんな分野で皆さん方の教育・研修の施設が整備され、多くの研修項目があり、いろいろと勉強しておられる方も多いと思います。
 もう一つは学校教育の方も大事です。学力・体力は、全国で最下位から数えた方が早いぐらいだったんですが、今、教育関係者や地域の皆さんに大変頑張っていただき、良い成績になってきています。これをぜひ目標どおり、九州トップクラスまで引き上げていきたいと思います。
 いろいろと課題の多い年ではありますが、ぜひ皆さんとともに、この課題を楽しみに変えていく、そういう年にしていきたいと思います。
 今年は午年です。躍動感あふれる大分県を作っていきたいと思います。
 どうぞ皆さんよろしくお願いいたします。

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