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新年祝賀互礼会 知事あいさつ (平成27年1月5日)

印刷用ページを表示する 更新日:2015年1月19日更新

 皆さんあけましておめでとうございます。
 今年は年末年始のお休みが少し長く、皆さんもゆっくりとお健やかに新春をお迎えになられたことと思います。旧年中は皆さん方に大変お世話になりました。今年はもっとお世話になります。どうぞ、よろしくお願いを申し上げる次第です。
 今年の大分県と言えば、いろいろといいことがありまして、一つは皆さんのお力のおかげで、東九州自動車道がほぼ全線開通します。県内は3月末までに完成するということで、本当に心から感謝を申し上げる次第です。
 4月には県立美術館が開館します。世界から注目されるような記念的イベントをやるんだと館長が張り切っていますので、大変面白い展覧会が出来るのではないかと楽しみにしているところです。
 そして同じ頃、JR九州の大分駅ビルも開業します。さらにその勢いで、今年の夏にはJRグループによる日本最大の誘客イベント、デスティネーションキャンペーンが行われます。こうした素晴らしいイベントを大分県の元気づくり、そして県民福祉の向上につなげていくことが大事な年になると思っています。
 その今年のテーマは、やはり安心・活力・発展の大分県づくりだと考えています。
 特に今年は国の方で「まち・ひと・しごと創生」が声高に言われるようなりました。これは、ちょうど我々がこれまで取組んできた安心・活力・発展の大分県づくりと軌を一にするものですので、我々といたしましては、これまでの成果の上に新しい政策を積み上げながら、日本全国の課題でもある「まち・ひと・しごと創生」について、大分県が先陣を切って進むというような勢いで、気概を持ってやっていきたいと思っているところです。
 まず第一に必要なのは、何と言っても人を大事にし、誰もがこの大分県に住んでみたいと思えるような、そして心豊かに住んでいただけるような大分県をつくっていくことです。
 「子育て満足度日本一の大分県」を掲げ、これまでも努力してまいりましたが、ますます子育てをしやすい環境、保育料や医療費に対する経済的な支援、あるいは保育園そのものの整備など、いろんなことに力を入れて、大分県は子育てしやすいぞという環境をつくっていきたいと思っているところです。結婚、出産、そして育児の希望がかなえられると出生率がどのくらいになるか、国の方で国民希望出生率というのを計算をしてみたところ、1.80ということです。今が1.43ですから、だいぶ率が上がるわけですが、同じようなやり方で大分県も計算をしてみて、そして結果的に子どもを産み、育てやすい環境をつくっていくことが大事なのではないかと思っています。
 高齢者にとっても、元気いっぱい過ごしていただけるような大分県をつくっていくことも大事です。都道府県別に見ると、大分県の平均寿命は皆さんのおかげで男女とも全国トップ10に入りましたが、一人で不自由なくいろんなことができ、暮らしていけるという健康寿命の方は、男性が39位、女性が34位とまだまだの状況です。平均寿命を下げずに健康寿命を上げていき、この差をできるだけ縮めていくことによって、元気一杯、健康に暮らせる大分県をつくっていかなければならないと思っています。
 そして障がいのある方にとっても、この大分県は暮らしやすいと思ってもらえるようにしていかなければならないと思っています。昨年、久しぶりに障がい者の雇用率が皆さんのおかげで全国2位にまで上がり、本当によかったと思っているところです。当然、これからも全国トップをめざして引き続き努力し、そして障がいのある方が、この大分県で安心して暮らしていけるような環境をつくっていくことが大事だと思っています。
 第二は、仕事をつくり、仕事を呼び込むということです。
 大分県は99%が中小企業ですので、ここにしっかりと力を入れていかなければならないと思っています。経営面での助成、金融や税制面など、いろいろと経営アドバイスもしながら、しっかりと下支えをしていくことも大事です。
 また、新たな創業や新しい分野に展開することについても、力いっぱい応援しながら、いつまでも中小企業がしっかりとやっていける体制をつくっていくことも大事だと思います。
 大分県では創業にも力を入れており、26年度までの3カ年で一千もの創業を達成することができましたが、この勢いをこれからも大いに持続させていきたいと思っています。
 今、東京一極集中の是正という議論の中で、企業の地方移転が盛んに言われるようになりました。これは我々も先刻その気持ちでこれまで企業誘致を進めてきましたが、国の方でも全国で力を入れていこうとしていますので、これを追い風にし、さらに企業誘致を進めていきたいと思っています。昨年、確か23件の企業誘致がありましたが、さらに増やしていきたいと思っているところです。
 そういう中で、新しい分野での起業、産業集積ができると、いろいろな技術の蓄積ができ、それを踏まえて、また新しい産業分野の展開ができることになります。新しいエネルギーの生産などエネルギー産業の喚起もやってみたいし、東九州メディカルバレーで宮崎県と一緒に血液や血管医療の集積をつくっていくことも盛んにやっていきたいと思っています。
 そして第三は、これからの大分県の発展可能性豊かな条件を整えていくということです。
 最初に申し上げた、東九州自動車道ができると、本当にいろんな意味で、大分県の人や物の交流が盛んになります。そのことが景気を引っ張ってくれることになると思いますが、同じ気持ちで社会インフラの整備を大いにやっていかなければならないと思っているところです。
 戦略的な道路として、中九州横断道路や中津・日田道路などがありますが、こういう整備をしっかりやっていくと同時に、大分県もそろそろ東九州新幹線に手を挙げてもいいのではないかと考えていますので、これから研究を進めていきたいと思っているところです。
 特に、この発展可能性豊かな大分県で気をつけてやっていかなければならない点は、今、国の方でいろんな災害を受けて国土強靱化法や改正土砂災害防止法などができています。どれもこれも、我が大分県にとって大事なテーマですので、そういった制度に則りながら、新しい意味での防災対策をしっかりと打っていくことも大事なことではないかと思っています。
 今年も課題の多い年ですが、皆さんのお力をお借りし、力を合わせながら、この課題を一つずつ乗り切っていきたいと思っていますので、ぜひよろしくお願い申し上げる次第です。
 終わりに、新年の皆さま方のご健勝、ご多幸を切に祈念申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。
 今年もよろしくお願いします。

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