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新年祝賀互礼会 知事あいさつ (平成29年1月4日)

印刷用ページを表示する 更新日:2017年1月17日更新

 皆さん、明けましておめでとうございます。
 皆さん方には、お健やかに新年をお迎えのことと思います。
 今年もいろいろ大分県にはテーマがありますが、やはり何と言いましても少子高齢化と人口減少、そして地方の元気がだんだんなくなってくるんじゃないか、そこが一番心配でして、これに対して大分県版地方創生ということで反撃しようというのが今年のテーマではないかなと思っているところです。
 課題は三つでして、一つは人を大事にし、人を育てていくということです。この点に関連しまして、三つの日本一に挑戦しようということでやらせていただいてます。
 一つは何と言いましても子育て満足度日本一の大分県づくりということです。医療費や保育料を応援しましょう、あるいは、保育施設が足りないということであれば保育施設をどんどん作っていきましょう、また、地域でお店などにもご協力いただいて、しっかりと子育て中のお父さん、お母さんを助けていきましょうというようなことで、大分県は子育てがしやすいな、今、子どもが一人いるけれども、二人目三人目を作ってもいいかなと思ってもらうことが大変大事なことです。
 そんなこと言ったって、なかなか大変だろと思うかもしれませんが、かなり勇気づけられる最近の数字がありまして、去年の1月から9月までの県の出生数ですが、7,357人ということで前年の同期に比べますと1.69%の伸びということになります。これを全国でみますと、なんと、おかげさまで全国1位です。2位が若者の多い東京。3位が、これまた出生率の高い沖縄県ですが、それを抜いて1位ということで、やればできるんだなあと感じているところです。ぜひ、皆さんと共に子育て満足度日本一に引き続き努力をしていきたいなと思っているところです。
 もう一つの日本一が健康寿命日本一ということです。子どもさんを産み育てていくということも大事ですが、今、おられる方にいつまでも元気で、そして長生きをしていただくということも、やはり人口減少を食い止める大事なポイントですから、そこにもひとつ力を入れようということです。
 健康寿命という面でみますと全国都道府県順位が大分県は男性が16位、頼みの女性が10位ということで、まだまだ男女とも、あと2年位健康寿命を伸ばさないと1位にならないということです。
 なかなか大変なんですが、ポイントは何かと福祉保健部長に聞いてみますと、三つあるということです。一つは1日3グラムの減塩。10グラムぐらいを取っているんですが、その3割を減らすこと。それから1日350グラムの野菜を食べること。そして、1日プラス1,500歩の運動をすること。私はそれに加えまして、大分県は酪農県ですから、運動後のコップ一杯の牛乳ということを言ってまして、そういうことをやれば健康寿命はどんどん延びていくということです。
 やるのは簡単なような気がしますが、なかなか長続きしない。そこで、ご家庭の皆さんのご協力、あるいは地域の皆さんの激励があると長続きするということで、健康寿命日本一の大分県のための県民運動をやっていこうと県民会議を立ち上げたところです。
 会長には、今日お見えの大分大学の北野学長さんにお願いしまして、医者の不養生と言いますから心配したのですが、学長は健康づくりに自らも励んでおられるということで、北野学長のご指導の下で、健康寿命日本一の大分県づくりをしっかりとやっていきたいと思っているところです。
  三つ目の日本一は障がい者雇用率を上げていこうということです。かつては、先輩に頑張っていただいて、大分県は日本一だったんですが、今はそうもいかず、ようやく最近2位に上がってきました。直近の障がい者雇用率は2.46%で、これはこれまでにない最高の数字でしたので、順位はきっと1位かなと思いましたら、他のところも上がってきたものですから、これまた担当部長の顔色が悪いのですが、2位、あるいは3位かなと言っておりまして、とにかく、これも頑張って雇用率日本一を達成したいと思っています。
 こうやって三つの日本一を軸にして人を大事にし、人を育てる大分県を作っていくということが大事です。
 第二のテーマは、そうやって人を育てても仕事がないと東京や大阪、福岡に出ていってしまう。そこで仕事を作り、仕事を呼び込んでくるということも大変大事なテーマでして、これをやっていこうということです。
 大分県は農林水産業が基幹産業ですので、この農林水産業を魅力的な職場にしていくということが大事です。付加価値も加えた農林水産業の創出額というものを平成35年に2,250億円にしようと目標を掲げてやっているところですが、26年のデータが2,221億円ということで、目標には着々と近づいていまして、28年には、もう35年の目標を達成するんじゃないかというぐらいの勢いでやっているところです。この分野でも儲かる農林水産業をやるということ、また、それによって魅力ある職場になるということが大事です。
 これもうれしいニュースがありまして、平成27年度の新規就業者、農林水産業に新たに入って来てくれた数が362名になっています。その前年が史上最高の371名ということで、大体そのレベル、最高水準を今、維持しているということですが、これも28年度はもっと上回るだろうと思っています。そうやって農林水産業も魅力ある職場だなあということで、皆さんに帰って来てもらったり、あるいは農業を継いでもらったりというようなことでやっていければいいなと思っているところです。
  商工業の分野も頑張らないといけません。一つは伝統の企業誘致ですが、28年は、36件の企業誘致がありました。私は就任いたしまして、一生懸命企業誘致に努力してまいりましたが、この36件というのは最高レベルでして、良かったなと思っているところです。私も最初の頃は頑張っていたんですが、後は部長に任せていまして、この部長がとうとう私の頑張りを抜きまして36件ということになりました。このように企業をしっかり誘致していくことも大事です。
 特に今、第四次産業革命、情報通信などの技術を使った最高の、また新しい産業革命が来ると言われていますが、それをリードしていただけるような企業がおかげさまでどんどん育ってきていますし、あるいは、また企業が来てくれているということは大変楽しみであります。OECやモバイルクリエイトといった大分県の企業にも頑張っていただいてますし、ティーアンドエスやエンルートといった企業が来てくれて、大分県版の第四次産業革命の扉を開いてくれそうな勢いであるということが大変うれしい次第です。
 大分県は、ものづくりにしろ、商工業にしろ、観光にしろ、何と言いましても中小、小規模企業が頑張ってくれています。そういうところに対するきめ細かな支援を行いながら中小企業、小規模企業の振興をしっかり図っていき、こういうところで魅力ある職場を作っていきたいなと思っているところです。
 そして第三のテーマは何と言いましても、こういった地方創生の基盤をしっかりと整えていくということです。
 おかげさまで東九州自動車道が出来上がりました。今度は、中九州横断道路や中津・日田道路といった幹線の道路をしっかり整備していく、あるいは、大分市内の渋滞対策といったことにも力を入れていかなければならないなと思っているところです。
 もう一つは南海トラフがやってくるということが言われていますから、県土の強靱化をしっかりやっておかなければならないなと思っています。
 竹田の玉来ダムも大きなテーマになっていますが、これを早く本格着工しなければいけない。あるいは、大分のコンビナート、臨海工業地帯、これは出来てもう半世紀以上経っており、だいぶ外壁が傷んできていますので、ここを強化して、この臨海コンビナートを守ると同時に背後にある大分市民の生命財産を守っていくということもしっかりやっていかなければならないと思っているところです。第三のテーマは地方創生にふさわしい環境の整備をしっかりやっていくということではないかなと思います。
 皆さんご存じのとおり、大分県版地方創生を後押ししてくれるようなイベントが実は重なってまいります。
 来年は、国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭が、この大分県で開催されます。その翌年は、ラグビーのワールドカップでして、12ある会場のうちの一つに、この大分県が選ばれています。こういったものの準備をしっかりやりながら大分県の地方創生をグイグイ前に進めていきたいと思っているところです。
 今年もいろいろ課題の多い年ですが、ぜひ、皆さん方のお力をいただきながら、また、一致結束、力を合わせながら、この課題にしっかりと取り組んでいきたいと思っています。そういう意味では、今年もますます皆さんにご厄介をおかけします。どうぞ、よろしくお願い申し上げましてご挨拶とさせていただきます。

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