ページの先頭です。
トップページ > ようこそ知事室へ > 令和元年7月30日知事定例会見

ようこそ知事室へ

令和元年7月30日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2019年8月13日更新


動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:令和元年7月30日(火曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社  それでは、記者会見を始めます。

ラグビーワールドカップ2019大会に向けた取組について

  知事会見

広瀬知事  ラグビーワールドカップ2019開幕まで残り52日になりました。
 今年は、関東地方を中心に日照不足となり、全国的に農産物の成長が心配されました。幸い大分県では問題になりませんでしたが、大会会場で使うハイブリッド芝を育成している三重県では、7月前半の日照時間が例年の3割ぐらいで成長が悪いとのことで心配していました。しかし、三重県でも7月28日にようやく梅雨明けし、最近は天気も良く、成育状況が良くなってきたとのことです。予定どおり8月初めに張り替えに向けた運搬テストなどを行い、8月中旬以降には本格的な張り替えに着手することができるのではないかと思っています。
 また、大分県にも何度か来たことがあるのですが、2年かけて世界を訪問しているラグビーワールドカップ2019トロフィーツアーが、再び県内を巡回します。
 まず、8月3日に日田市の鯛生スポーツセンターで展示されます。鯛生スポーツセンターでは、ちょうどこの日に、九州ジュニアラグビー大会が開催されています。子どもたちに優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」を見ていただこうと思います。同日、別府亀川夏祭りでも巡回展示を行いますので、多くの方がにご覧いただきたいと思います。県内では、この日が、「ウェブ・エリス・カップ」の最後の巡回展示になる予定です。
 それから、8月6日に昭和電工ドーム大分で危機管理実動訓練を実施します。ラグビーワールドカップ2019の組織委員会の主催ですが、県も、いざという時の連携を確認し、対策をする必要がありますので、県も参加して共同で訓練を行います。
 訓練は、爆発物によるテロを想定しており、警備員、警察、消防、県などの関係者や、訓練のエキストラなど約300人に参加していただく予定です。いざというときの訓練は大変大事ですからしっかりと取り組みます。
 もう一つ、日程は8月下旬から9月上旬の間で調整中でまだ決まっていませんが、交通規制のテストを予定しています。
 実施場所は、試合当日に混雑が最も懸念される下郡工業団地入口交差点と南下郡東下交差点です。テスト当日は、両交差点付近において交通渋滞の発生が予想されますので、マイカー等の乗り入れを可能な限り控えていただくなどご協力をお願いします。
 なお、試合当日においても、交通総量の抑制が非常に重要なポイントになります。県民の皆さんにご協力をいただきたいと思います。

 ラグビーワールドカップ2019トロフィーツアーのお知らせ [PDFファイル/54KB]

 RWC2019危機管理実動訓練 全体概要 [PDFファイル/795KB]

 交通規制のテストについて [PDFファイル/305KB]

第16回九州地域戦略会議「夏季セミナー」について

  8月7日、8日両日、九州地域戦略会議「夏季セミナー」を熊本キャッスルホテルで行います。「新たな未来の創造 ~KYUSHU(九州)から起こす波~」をテーマに、地方創生など分科会に分かれて議論します。基調講演では、野村総互研究所の増田寛也顧問をお迎えします。
 分科会では、長崎県壱岐市で開催された九州地方知事会・九州地域戦略会議で立ち上げた新しい九州創生戦略策定に向けた6つのプロジェクトチームのうち4つの分野について、第1分科会から第4分科会まで分かれて議論する予定です。地方創生について、更に掘り下げて議論しようと考えています。

 第16回九州地域戦略会議「夏季セミナー」 [PDFファイル/174KB]

令和元年 全国知事会議 in 富山について

 報告ですが、7月23日、24日に、令和元年 全国知事会議が富山で行われました。主な議題の一つは、大規模災害対策、南海トラフ地震などへの備え、国土の強靱化対策など災害関連で、また、地方税財政関係や地方創生関係が議論になりました。
 時宜を得た良い議論ができたと思います。
 私からは以上です。

 全国知事会議次第~5G元年 地方創生~ [PDFファイル/91KB]

 全国知事会議出席者 [PDFファイル/336KB]


幹事社  ありがとうございます。発表事項について質問のある方はお願いします。
記者  ハイブリッド芝の関係で、生育を心配されたということですが、天候も良くなり、ラグビーワールドカップ運営上、特に問題はないということでよろしいでしょうか。
広瀬知事  ご心配をおかけしましたが、大丈夫だと思います。7月20日過ぎに、あと2週間は日照が確保できないと困るというようなことを言っていましたが、それからは日照が確保できていますし、梅雨も明けましたので、予定どおり準備できると思っています。
記者  ラグビーワールドカップ開催まで残り50日あまりです。交通規制テストも予定されていて、本当に最後の詰めのところに入ってきていますが、改めて、一言お願いします。
広瀬知事  いよいよあと50日ということで受け入れ準備も大詰という感じがします。危機管理実動訓練や、交通規制のテストなども実施し、仕上げをしていきたいと思います。また、もう一つの最後の仕上げである芝生の移植も、何とか目途が立ちました。改めて、4年に一度ではない一生に一度とひしひしと感じています。
 来県するチームも、試合数も申し分ないと思いますので、存分にラグビーワールドカップを実感していただき、ラグビー憲章に謳われているようなグローバルなラグビーの価値観を共有できれば良いと思います。
 また、大分県には、まだ少ない欧米や大洋州からのお客さんも来県されますので、将来の観光のウィングを広げるという意味でも、しっかり歓迎をしなければいけないと思っているところです。
幹事社  他に質問のある方はいますか。
記者  全国知事会議で、災害時の安否不明者の氏名公表に関して、国で統一の基準を設けるように求める提言も採択されました。大分県の場合は、条件が整えば公表する方針だと思うのですが、改めて、知事として、ルールの整備が必要と考えていますか。
広瀬知事  災害で行方不明の方がいらっしゃったときに、ご家族のお気持ちを考えるとなかなか公表もはばかられるところもありますが、他方で、ある程度公表して、色々な情報を得たうえで対策を立てることも大事になります。その辺の兼ね合いの問題になると思います。ただ、ご家族の皆さんにとっても、ここまで捜索などをしたのならばという段階もあると思いますので見極めが大事かと思います。いずれにしましても、ある程度、統一的なルールが決まれば、ご家族の皆さんにとっても、また行政にとっても、一番良いと思います。
幹事社  他に発表事項について質問はありますか。では、発表事項以外で質問のある方はお願いします。
記者  日韓関係の悪化で、交流事業が中止になったり、観光客が減ったりなど影響があると思います。韓国からのインバウンドが多い中、現在の県内の影響をどのように見られていますか。
広瀬知事  今のところ、それほど大きな影響はないと思っています。
 現在週3便運航しているティーウェイ航空のプサン線、ムアン線の2便が、8月から運休になるということですが、ティーウェイ航空の説明では、夏の間、お客さんが思うように伸びないからということなので、そこは、先方の説明を率直に受け止めて良いのではないかと思っています。
 もちろん状況は注視していますが、今のところの動きを見る限りでは、日韓関係の悪化ということではないのではないかと思っています。
記者  観光のウィングを広げるというお話がありましたが、現状で、他の国や地域の誘致等、何か進んでいる案件はありますか。
広瀬知事  欧米や大洋州との関係では、まだ具体的に話がある訳ではありません。しかし、インバウンドのお客さんとしては、わずかに2%の欧米や大洋州からの観光客が、ラグビーワールドカップのときには大挙して来県される訳ですから、大分県を知ってもらう大チャンスではないかと思っています。
幹事社  他に質問はありますか。
記者   ラグビーワールドカップもありますが、来年には、東京オリンピックという大きなイベントがあります。地方としてどのように絡んでいこうとお考えですか。
広瀬知事  なかなか大変ですが、いくつかありまして、一つは聖火リレーがあります。聖火リレーのコースに大分県も入っている訳ですから盛り上げていきたいと思います。
 二つ目は、合宿です。いくつか合宿の話も出ていますから、そういうことを通じて、オリンピックの成功に少しでも貢献できればと思います。
 三つ目は、オリンピックに併せて、色んな文化行事も盛んにしようというのがオリンピックの趣旨としてありますから、今は、具体的な計画はありませんが、何かおもしろいことがあれば色々とやってみたらどうかと考えています。
記者  全国知事会議の話に戻りますが、今回の知事会議では、東京都の小池知事や神奈川県の黒岩知事が、議論の内容が東京一極集中の解決ということばかりになっていると不満を示されていました。議論の内容について、改めた方が良いとお考えですか。議論が東京一極集中の解決ばかりになってしまっていることについてどのようにお考えですか。
広瀬知事  知事会議での議論については、私は非常に良かったのではないかと思っています。知事会議のメンバーには、東京都のような大きいところから、そうでないところまで色々あります。今や、参議院議員選挙で合区になってる県も4つあり、そういう意味では随分格差があります。その中では、もちろん利害の問題もあります。税収にしても、地方消費税などは東京都が一番多いということになるので、それを調整する仕組みがある訳です。格差是正のための議論を知事会議が避けていたら、一緒に知事会議を開催する理由がないということになってしまうので、私は、むしろどんどん議論したら良いと思っています。それでも意見が合わないときには、少数意見として手を挙げるということでも良いのではないかと思います。大分県も、かつて、文部省関係予算を交付税化、一般財源化するという話があったときに、それは反対と言って反対意見として書いてもらったことがあります。そういうことはあっても良いのではないかと思っています。それが、むしろ健全な知事会議の運営ではないかと思います。
 それに、東京一極集中の是正についてばかり議論されるのはいかがかということですが、小池東京都知事も、東京が日本経済をリードし、世界でも立派な都市としてやっていけるようなプラス面も考えて欲しいとか、地方がもう少し頑張らなければならないということも書くべきではないかとか言ってました。実際に議論したことは、一極集中の是正ばかりでなく、人を育てる議論、仕事を作る議論など色んなことを議論しましたから、知事会議でそれだけを議論した訳ではありませんので、そこのところはご心配なくという感じがします。
記者  知事会議の議論の中で、地方創生や東京一極集中の是正の議論がどうしても重たくなるのは、今の日本の課題として、地方創生、東京一極集中の是正がとても大きな課題だからだとお考えですか。
広瀬知事  そのことを何が何でも議論しなければということではありません。地方創生も数ある課題の一つと考えて良いというぐらいの思いです。しかし、今回、これだけ色々と議論をされたのは、一極集中の是正と言われて地方創生が始まった訳ですが、最初は10万人超過だったのが、13万人になりと更に一極集中が進んできているので、議論に熱がこもったのではないかと思います。
記者  統一地方選、そして参議院議員選と亥年の選挙が終わりました。統一地方選においては、知事も含め、大分市、別府市と継続を求めた形になりましたが、国政に関しては、議員の入れ替わりもありました。亥年の選挙全体を振り返っての所感をお聞かせください。
広瀬知事  一つ共通して感じるのは、投票率が高くなかったということです。これは、政治の責任でもあるかもしれないし、また有権者にも考えてもらわなければならないところもあるかもしれませんが、折角のチャンスを活かすという気持ちが両方になければいけないと思いました。
 もう一つは、結果を見ますと、非常に大事な時代に、県民の皆さん、あるいは国民の皆さんが、安定を望んだという気がします。参議院議員選挙は、大分県の場合は現職が落選するという形になりましたが、国全体で見ると与党が安定的な勢力を取った訳で、今の時代の国民の気持ちなのかと思ったところです。
 平成の時代は、非常に平和と安定の時代だったと思いますが、経済的にはなかなか大変な時代でした。一人あたり国民所得を見ると、昭和63年、平成が始まる前年には世界で2番目でしたが、平成30年は26位になりました。一人ひとりが、経済的に段々厳しくなってきたと思っているのではないかと思います。逆に言うと、経済的にもう少し積極的に取り組まないといけないという気持ちがします。そこを主張している政党が選ばれたというところもあるのかもしれません。なかなか分析は難しいです。
記者  大分県選挙区に関しては、現職で自公候補が敗れました。敗因など、知事はどのように分析されていますか。
広瀬知事  なかなか難しいのですが、どの候補も、それぞれの思うところを出して頑張ったのだと思います。現職は、政府与党の一員として、政策を打ち出していくことで理解してもらおうと、新人の方は、現職にはない考えや、どちらかというと庶民性といったところを訴えたのかもしれません。候補者同士のぶつかり合いで、あのような結果になった訳でどの候補もよく頑張られたのではないかと思います。
記者  大分県選挙区の参議院議員の2議席が野党議員になったということによって、自公の応援に来られた方などに関してはどのように思われていますか。
広瀬知事  全国知事会議の後、早速、何件か陳情事項があり、自民党にも行きましたが、なかなか行きづらいところもありました。
記者  選挙の話が続きますが、原田日田市長が約600票差で当選しました。これまで2期にわたり、知事と一緒に歩んできた部分もあると思うのですが、日田市長選についてはどのように感じられていますか。
広瀬知事  日田市長選挙についても、大変注目して見ていました、もう少し、現職が差を開けるのかと思っていましたが、ああいう結果になり、反省しなければならないところもあるかもしれません。これは私の申し上げることでもないかと思います。
幹事社  他にありますか。
記者  JR日田彦山線の復旧について、先月、日田市での説明会があり、その後、一昨日に添田町、今日は東峰村でも説明会があります。添田町では、鉄道での復旧を求める案一色だったと聞いていますが、改めて、知事としてどのように感じているかお教えください。
 また、8月6日にJR九州による説明会が日田市で開かれる予定です。それを踏まえると、住民一人ひとりに意見を聞く段階は終えるのかと思うのですが、その後の展望と言いますか、考え方をお教えください。
広瀬知事  前回の検討会で、JR九州から、鉄道以外での復旧の話が出て、その件については、東峰村や添田町も受け入れられないという話がありました。ただ、地元では、説明を聞きたい人には説明をするということで、説明会を開催する雰囲気になってきたという感じではないかと思います。
 申すまでもありませんが、これまでの議論は、鉄道での復旧という議論と、鉄道で復旧するなら費用がかかるので、運営についても自治体から費用負担をいただかなければならないという議論がありました。非常に相容れない二つの案になって、お互いに受け入れられないという感じもあり、地元説明会で、もう少し色んな前向きな議論や建設的な意見が出てくれれば良いと思っていたのですが、どうも、そういう雰囲気でもないようで、もう少し何回か説明会が開催されるということなので注目しているところです。東峰村や添田町の動向もよく見ておかなければいけないと思います。
記者  説明会で地元の皆さんから建設的な意見が出ると良いというお話がありましたが、建設的な意見とはどういう意見のことでしょうか。
広瀬知事  災害に遭って、2年、まだ復旧できていません。通勤、通学しておられる方が便利の良い形で、復興、復旧されることが一番大事なことだと思いますので、そこのところをで建設的な意見がでてくれればと思っています。
記者  知事がおっしゃったように相容れない二つの案がある中で、住民からの建設的な意見というと、こちらが歩み寄らなければいけないというようなニュアンスなのかと受け取ったのですが、そういう意味ではないのですか。
広瀬知事  歩み寄るべきと申し上げた訳でも、歩み寄らないでも良いと申し上げた訳でもないのですが、とにかく、きちんと復興できるような案をお互いに出さないといけません。一方が鉄道が良いと言っても、一方は鉄道はできません、鉄道で復旧するなら1億6,000万円負担してくださいと言う、他方、BRTでの復旧の話が出てくるという状況です。結果として、2年間、鉄道は復旧できないままになっているので、それは建設的ではないと思います。
記者  現状のまま、代替バスがずっと走り続けるということも十分考えられるかと思うのですが、そのようなことは避けないといけないというお考えですか。
広瀬知事  そうです。代替バスで良いのではないかということになっては大変です。
記者  日田市の説明会では、鉄道だけではなく、BRTを求める声もあったとのことです。住民の皆さんの意見が鉄道とBRTの2つの意見に分かれた時に、今後、どのように地域の意見をJR九州に伝えていくべきとお考えですか。
広瀬知事  まず日田市の話でしょう。さっき申し上げたとおり地元でよく議論してもらう必要がありますが、何か打開策につながるような議論が進めばと思っています。
記者  今のところ、添田町や日田市でも、鉄道での復旧を求める声が強いのですが、鉄道での復旧の場合、JR九州側は、自治体に負担を求めるという話になります。今後、この点について、どのように打開していくのでしょうか。
広瀬知事  地元の話もよく聞いてみなければいけません。1億6,000万円の負担と言われても、出せないから、もっと他の案はないかという議論もあるだろうし、色んな議論をすることになると思います。いずれにしても、今、どうするのかと言われても、どうするかは、地元の皆さんがまずよく議論してからということになると思います。
記者  8月6日の日田市の説明会には、県の方はどなたか行かれるのですか。
広瀬知事  来るなと言われている訳ではないですから、行くと聞いている訳ではありませんが、行くと思います。
幹事社  他に質問はありますか。
記者  県職員の逮捕や、教員の懲戒事案の発表がありましたが、知事としてどのようにお考えですか。
広瀬知事  大変、残念だと思っています。明るく風通しの良い職場を作り、政策県庁として責任を果たしていくことが大事ですから、最近の問題は、誠に残念なことです。本当に、このようなことが起こらないようしっかりと綱紀を正していきたいと思っています。
記者  二つの事案について、再発防止策などは何かありますか。 
広瀬知事  今日の部長会議でも、そのことについてよく話しておきました。
幹事社  他に質問はありますか。ないようですので、今日の記者会見を終了します。
広瀬知事  皆さん、夏休みはどうしますか。ゆっくり休みますか。
記者  知事の夏休みは。
広瀬知事  取ります。いつものようにお盆の頃に1週間、海や山に行く予定です。ありがとうございました。

※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]
前のページに戻る このページの先頭へ