ページの先頭です。
トップページ > ようこそ知事室へ > 令和元年9月4日知事定例会見

ようこそ知事室へ

令和元年9月4日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2019年9月25日更新


動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:令和元年9月4日(水曜日)11時00分~
場所:第一応接室


幹事社  それでは定例記者会見を始めます。まず、知事から発表項目についてお願いします。

「カリフォルニア州シリコンバレー出張成果報告」について

  知事会見

広瀬知事  8月25日から29日までカリフォルニア州シリコンバレーに行ってまいりました。まず、米日カウンシル知事会議に出席し、それから、スタンフォード大学やソフトウェア企業SAPとの連携協定の締結について話をしました。併せて、県内企業の皆さんと一緒に現地の最先端技術を色々と見学してきました。
 スタンフォード大学との遠隔教育プログラムについては、大学関係者と協議を行い、同大学と大分県の高校生を遠隔講座でつなぐ協力体制の構築について合意をしたところです。今回の合意で、県内の高校生がシリコンバレーのアカデミズムや色々な活力に触れていただければ非常に良いと思います。連携を通じて、県内高校生のグローバル教育の推進を図っていきます。
 世界的なソフトウェア会社SAPとの提携については、災害時の防災減災対策や人材育成分野で協力していくことで合意しました。大分県内では、大分大学減災・復興デザイン教育研究センターがSAPと防災システムの運用等について既に連携しています。そこで、県も一緒に防災減災対策の情報処理などに取り組みます。災害時には多くの情報を処理します。その情報をうまく活かし、防災減災のためのシミュレーションを行うことによって、危険な場所や避難の必要性などを特定したり、AIなどを活用した災害対策にも取り組もうと思います。併せて、SAPの人材育成プログラムに県内企業から人材を派遣し、起業家精神やデザイン思考などを勉強する予定です。
 また、米日カウンシル知事会議では、日本から参加した大分県、広島県、岡山県、静岡県の知事と長野県副知事とカリフォルニア州副知事で、教育問題など色々な情報交換を行ったり、医療やヘルスケアについて議論したりしました。また、カリフォルニア州も災害が多い所ですから、次回は、災害について議論しようという話もしました。
 この他にも、大分県ではANAと協力しアバターの試験をしていますから、アバターに使う製品を作っているオムニ・ラボや、県が力を入れて取り組んでいるドローンの研究開発をしているスカイディオなどの企業を訪問しました。また、現地で活躍する日本人ベンチャーキャピタリストの話を聞きました。
 県では、先端技術産業の振興に取り組んでいますので、良い勉強ができたと思います。

第1回次世代モビリティサービスの在り方に関する検討会の開催について

 明日9月5日、「第1回次世代モビリティーサービスの在り方に関する検討会」を開催します。
 県内では、高齢化が進み、移動手段がない地域もあります。また、大分市内のように大分スポーツ公園でイベントがあると渋滞が起きるなど、色々な課題があります。
 大分スポーツ公園等の交通円滑化につきましては、既に「県都大分市交通円滑化検討会」を立ち上げていますが、ここでの議論でも、AIなどを使い、需要を予測しながら課題に対応していくことが課題になっていますので、連携して新たなモビリティサービスの活用を検討したいと思います。
 自動運転や、空飛ぶ自動車の実用化が議論される時代ですから、そのようなことも頭に入れ、研究を進めていきたいと思います。

 第1回次世代モビリティサービスの在り方に関する検討会について [PDFファイル/154KB]

大分県拠点施設(福岡市中心部)の設置場所内定について

 県では、福岡在住の若者を対象とした大分へのUIJターンに力を入れるため、福岡市中心部に大分県拠点施設を設置します。
 現在、少子高齢化や人口減少などの課題に取り組んでいるところですが、福岡県に毎年、大学・短大進学者の約4人に1人に当たる1,200人の若者が進学し、多くの方がそのまま県外に就職していて、この世代の人口の社会減が非常に著しくなっています。
 これまで東京には拠点がありましたが、福岡でも力を入れて取り組む必要があると判断し、福岡市内で最も多く若者が集う天神・大名地区を中心に拠点施設の設置場所を検討してきました。この度、設置場所を中央区大名1-15-35大名247ビル2階に内定し、賃貸借契約を締結した後、改修工事等を行い、来年4月には開設する予定です。
 また、多くの若者に利用してもらえるよう、福岡在住の学生・社会人によるマーケティングチームを立ち上げ、既に1回目の会合をしました。このようなソフト面での準備も進めながら、来年4月の開設に向け、準備を進めていきたいと思います。

 大分県拠点施設(福岡市中心部)の設置場所内定について [PDFファイル/252KB]

令和元年度高齢者お祝い訪問について

 9月16日の「敬老の日」、同日から21日までの「老人週間」を迎えるにあたり、県内のご長寿の方に対し、多年にわたり地域社会の発展に寄与いただいたことに感謝を申し上げます。また、長寿を心からお祝い申し上げます。
 毎年恒例ですが、今年も県内高齢上位の方の中から、9月16日に大分市にお住まいの神屋(かみや)クニヱさんを訪問することにしています。御年111歳とのことです。
 県内の最高齢者は平成29年度に訪問させていただいた大分市にお住まいの福田(ふくだ)シキさんです。福田さんも111歳でございますが数ヶ月早いお生まれということで、神屋クニヱさんは県内2番目です。男性の最高齢者は大分市にお住まいの檀上伍郎(だんじょうごろう)さん、109歳です。
 皆さん、元気に頑張っていただいており、心から敬意を表します。

 令和元年度高齢者お祝い訪問 [PDFファイル/81KB]]

第21回大分県民芸術文化祭の開催について

 今年はラグビーワールドカップがあり、スポーツの秋が注目されていますが、芸術の秋ということで、「第21回大分県民芸術文化祭」を10月1日から11月30日まで開催します。今回のテーマは「承継と創造おおいた2019」です。
 文化祭の開幕行事は、10月12日にiichikoグランシアターで九重町民劇場旗揚げ20周年記念公演「このこえ」を公演します。九重町に伝わる伝説等を題材とした演劇やミュージカルを毎年講演し、大分県内でも熱心かつレベルの高い劇場活動をしている九重町民劇場の20年の軌跡を追った創作劇です。「このこえ」という演題は、九重町の「ここのえ」と色んな声という意味の「このこえ」をかけているそうです。
 また、期間中は、第55回記念大分県美術展のほか、舞踊詩「千年桜」など異分野が交流した新たな芸術文化のイベントを開催します。
 11月30日の閉幕行事は、男声合唱団豊声会による創立50周年記念演奏会です。
 この機会に皆さんに芸術文化に親しんでいただきたいと思います。

 第21回大分県民芸術文化祭について [PDFファイル/71KB]

 第21回大分県民芸術文化祭プログラム [PDFファイル/1.41MB]

ラグビーワールドカップ2019日本大会大分開催について

 最後にラグビーワールドカップの準備状況についてです。開幕まで16日になりました。
 まず、会場整備についてですが、昭和電工ドーム大分は、今月22日から、ラグビーワールドカップ2019組織委員会による試合会場の独占使用期間になりますので、それまでに県が実施する工事を完了させる予定です。
 ハイブリッド芝については、9月2日から張り付けを行っており、作業は順調に進んでいます。今日14時から、ハイブリッド芝工事の取材会を現地で開催しますので、ご希望の方は是非参加いただきたいと思います。
 また、ソフトバンクにご協力いただき、無料で海外からの観戦者も使える「大分スタジアムフリーWi-Fi」の準備も進んでいます。このサービスは、大会期間中に限らず、大会終了後も継続しますので、トリニータ戦などでもご利用ください。
 なお、独占使用期間前日の21日午前中に、会場整備全般の現地説明会を予定しています。併せて同日に大分スポーツ公園のネーミングライツの一環として、「昭和電工エンジョイクリーンデイ」を開催し、清掃ボランティアによるスタジアムの清掃を行います。
 次に、ファンゾーンについてです。ファンゾーンは大分駅南側の大分いこいの道広場のうち大分駅に近い3分の2ぐらいのエリアに設置します。残りの3分の1はシャトルバス乗場になります。無料でどなたでも入場できますが、セキュリティーチェックを受けて入場していただくことになっています。開催日は、大分で試合が開催される当日と前日、それから日本代表戦が行われる日などの予定です。
 ファンゾーンでは、大型ビジョンでのパブリックビューイングや、日本の伝統芸能を中心にしたステージイベントをご覧いただけます。ビールなどを提供する飲食ブースや子どもたちが楽しめるラグビー体験コーナなどもあります。
 大会初日の9月20日には、オープニングセレモニーを開催します。ゆふいん源流太鼓の演奏で幕を開け、その後、東京スタジアムで行われる日本とロシアによる開幕戦のパブリックビューイングを楽しめるようになっています。20日以降のステージイベントでは、大分県ラグビー大使の今泉清さんやトップリーグ選手によるトークショー、指原莉乃さんや錦野旦さんなど大分にゆかりのある方にも登場していただく予定です。是非、お楽しみください。
 それから、パーク&バスライドについてです。会場周辺への自家用車での来場は禁止になっていますので、シャトルバスやパーク&バスライド等でご来場ください。
 田ノ浦駐車場や日本文理大学など8箇所の駐車場を用意していますが、試合日の早い方から予約が埋まってきています。10月2日のニュージーランド・カナダ戦は、既に予約率が61%になっています。なお、予約がない方は駐車場を利用できませんので、利用を予定されている方は、早目のご予約をお願いします。
 また、大会本番の10月2日、5日、9日、19日、20日の5日間で、円滑なバス運行に向けて、会場周辺や市内中心部における交通規制や交通総量の抑制にも取り組みます。県庁でも、在宅勤務など、できるだけ車を使わないよう努力しているところです。県内企業の皆さんにも協力をお願いしたいと思います。
 最後になりますが、大会期間中の大分・別府市街地におけるイベントについてご案内します。
 9月28日から10月23日まで、大分市の祝祭の広場において、大分の焼酎や地酒、にら豚やだんご汁などの大分グルメを展開します。10月8日、9日には、大分青年会議所主催のウェールズパブも開催します。また、日田祇園ばやしなどの伝統芸能や日本を象徴する侍や忍者などとの交流イベントも行われます。OPAMでも「日本の美意識-刀剣と金工-」の企画展などが予定されています。
 別府市では、北浜公園のおもてなしゾーンを午前3時まで営業し、おもてなしに取り組むことにしています。
 私からは以上です。

 会場整備について [PDFファイル/916KB]

 昭和電工ドーム大分に無料Wi-Fiスポットを設置 [PDFファイル/138KB]

 大分スポーツ公園総合競技場の会場整備(大分県工事実施分)に関する現地説明会について [PDFファイル/58KB]

 ラグビーワールドカップ2019ファンゾーンin 大分 [PDFファイル/227KB]

 ラグビーワールドカップ2019ファンゾーンin大分開催ちらし [PDFファイル/2.88MB]

 パーク&バスライド(駐車可能台数、予約状況)について [PDFファイル/294KB]

 RWC期間中の大分・別府市街地におけるイベント等について [PDFファイル/130KB]


幹事社  ありがとうございます。それでは発表項目に関して質問のある方はお願いします。
記者  ラグビーワールドカップ開幕まで2週間あまりになりました。日本代表に県内関係選手も決まり、改めて知事の現在のお気持ちと、県内の盛り上がりについてどのようにお感じになられているかお教えください。
広瀬知事  本当にいよいよ迫って来たという感じです。試合数からいっても、レベルからいっても、4年に一度ではない一生に一度だという気持ちで、会場整備や交通輸送などの準備に努力してきたつもりです。
 県民の皆さんにもご理解をいただき、ラグビーワールドカップ日本大会の12開催都市の中でも一番盛り上がっていると言われていて、私もそう実感しています。県民の皆さんのご努力に感謝を申し上げます。
 開幕になれば、街の雰囲気もガラッと変わってくると思います。試合観戦に行かれる方はもちろんですが、世界3大スポーツ大会の一つを大分市内で楽しめる訳ですから、その雰囲気も含めて、大いにラグビーワールドカップを楽しんでいただきたいと思います。ラグビーは、日頃、馴染みがないと思いますが、本当におもしろいスポーツですから、ラグビー魂なども感じていただきたいと思います。
 また、欧米・大洋州を中心に多くのお客さんが来県されます。大分県の観光のウィングを広げるという意味で、国内のお客さんはもちろん、海外から来られるお客さんに対しても、しっかりおもてなしをしていただければと思います。大分県民の皆さんの笑顔があれば、喜んでいただけると思いますのでよろしくお願いします。
記者  先ほど、会場整備の説明がありましたが、計画どおり進んでいるのでしょうか。また、大会後のレガシーと言いますか、今後、どのような活用を検討しているのでしょうか。
広瀬知事  準備状況については、今日も担当に確認しましたが順調に進んでいるとのことです。日照時間が短く、ハイブリッド芝の生長が心配な時期もありましたが、現在、問題はなく、準備万端、順調だと思います。しかし、気を緩めず、しっかりと完成させたいと思っています。
 また、レガシーという意味では、ラグビーは世界3大スポーツ大会の一つであり、欧米や大洋州の皆さんにとっては非常に親しみ深いスポーツです。ラグビーを楽しむと同時に彼らの価値観を勉強することができますから、若い人がグローバルに活躍していくための参考になるのではないかと思います。そういう意味で、皆さんの心に残ってもらえればと思っています。もう一つ、先ほども申し上げましたが、これから観光県大分を進めていくにあたって、インバウンドのお客さんにかなり期待しています。現在、そのインバウンドのお客さんは、アジアからのお客さんが大部分を占めていて、今度、ラグビー観戦で来県する欧米や大洋州のお客さんは現在2%ぐらいです。客層を広げるという意味では、絶好の機会ですから、しっかり取り組みたいと思います。また、県民の皆さんのおもてなしの気持ちも非常に大事だと思っています。
記者  レガシーについての考え方として、行政主導でするのか、それとも、民間の学校や団体が交流を通じて盛り上げていくべきなのか、知事のイメージはどちらでしょうか。
広瀬知事   ラグビーワールドカップの大分開催を誘致し、多くのチームに来県してもらい、大会を楽しんでいただけるよう、行政としてできることはしてきました。レガシーとすべきベースを作ったので、最後は、県民の皆さんのお力だと思います。
幹事社  他にありませんか。
記者  交通総量の抑制に関して、できるだけ車を使わないようにお願いするという話がありましたが、今後、企業などに訪問してお願いするのでしょうか。
広瀬知事  既にしています。県でも、できるだけ試合の日は出勤せず、在宅勤務をできる職員は在宅勤務をするよう取組を進めています。
 大阪サミットの時も、一番心配されたのは交通輸送や規制がうまくいくかどうかでしたが、大阪市民の皆さんに協力いただいて本当にスムーズだったと聞いています。
 企業だけではなく、県民の皆さんにもご協力をお願いします。
幹事社  他にありますか。
記者  カリフォルニアのスタンフォード大学に関して、2点お伺いします。まず、現地大学の方と協議されて、どのような印象を持たれましたか。また、遠隔講座がこれからの生徒の教育にどのようなことに役立つことを期待されていますか。
広瀬知事  遠隔講座と言っても、普段の教育は、県で立派な教育システムがあるので心配ないのですが、スタンフォード大学では、STEM教育とかSTEAM教育という教育手法があるとの話を聞きました。STEMとは、サイエンス(Science)、テクノロジー(Technology)、エンジニアリング(Engineering)、マセマティックス(Mathematics)で、それにアート(Art)を加えてSTEAMです。科学技術などの学んだことを現実社会で役立てるにためにはアートの力が大変大事で、これからは、STEAM教育を取り入れなければならないということでした。 
 また、これはスタンフォード大学ではなくSAPを訪問した時の話ですが、SAPの研究所ではデザインシンキングで、商品を作れば良いというのではなく、作った後に消費者やユーザー、顧客がどのように受け止めるか、それが世の中のイノベーションにどのように役に立つのかというところまで議論するとのことでした。これも大事なポイントではないかと思います。
 STEAMという新しい教育手法に触れることができていることは、大変、面白いのではないかと思います。また、スタンフォード大学はシリコンバレーの中心にある大学ですから、シリコンバレーの活力や起業家精神を吹き込んでもらえたらと思います。
 現在、講師が来日するという話もあり、県教育委員会が具体的に話を詰めていくことになっています。
幹事社  他にありますか。
記者  福岡の大分県拠点施設について、このような拠点を福岡市中心部に作ることで、どのような効果を期待していますか。また、福岡からのUIJターンが少ないことについては、どういうところが課題だとお考えですか。
広瀬知事  さきほども申し上げたように、多くの若者が福岡に進学し、そのまま県外に就職してしまうということで、その年齢層の社会減が一番大きくなっていますから、どういう取組をして大分県に帰って来てもらうのかということが課題になります。県外に進学することは仕方がありませんが、ふるさと大分県を忘れないようにしてもらうことも大事ですし、忘れている人や知らない人でも、大分県は面白い、色んなことができると思ってもらうことが大事だと思います。大分県を分かってもらうことが大事なので、チラシを配るとかではなく、いつでも色んな話に対応できるような拠点施設を設置することが良いと考えています。しかも、若者がぶらっと散歩や買い物に来たついでに寄れるような場所が良いということで、大名地区に場所を内定しました。
記者  SAPの話に戻って恐縮ですが、中高生だけではなく、RELAY(リレー)プログラムなど次世代を担うIT人材の育成などについても提携されましたが、これについては、県内企業の方を派遣する予定ということでよろしいのでしょうか。
広瀬知事  そうです。SAPの人材育成プログラムは、高校生のグローバル教育とは違う話で、SAPとの提携は、企業で活躍してる人、これから企業を背負って活躍してもらうような人を派遣するものです。
記者  県が協定を結んだということは、一部費用を負担するとかいうことがあるのですか。また、派遣規模はどのくらいになるのですか。
広瀬知事  3、4人になると思います。県の費用負担は少しだと思います。
記者  福岡に設置する拠点施設の賃借料が月額210万7,500円について、金額的にどのように思っていらっしゃいますか。
広瀬知事  もう少し高いかと思っていましたが、良いのではないでしょうか。
記者  これぐらいの金額をかけてでも、社会減になっている年齢層の方達を大分県に呼び戻していきたということですね。
広瀬知事  福岡県でも結構、賃借料がかかります。
記者  1年間にどれぐらいの人数を福岡からのUIJターンにつなげたいとか目標はあるのですか。
広瀬知事  ありません。1,000人でも2,000人でもとは思っていますが、実際は難しいので、今は目標を立てるほどの余裕はないです。
 最初は、どのくらいの人が、UIJターンにつながるか皆目分からなかったのですが、しかし、取り組んでみて大変だということが分かってきました。これからも、できるだけ多くの人に帰って来てもらえるように取り組んでいきたいと思います。
記者  拠点施設の職員は、具体的にどのような業務にあたるのですか。
広瀬知事  例えば、大分県内の魅力的な仕事や企業を募り、若者にプレゼンテーションしてもらったり質問を受けたりしていただき、その仕事や企業に興味を持った若者に対して、拠点施設にいる県職員が企業と若者を取り次いだり、また、大分の魅力的な仕事や暮らしを教えるということも大事だと思います。
記者  仕事を求めてる企業を募集し福岡で説明会を開くだけなら、常時、福岡に職員がいなくてもできるけど、その後のフォローをきめ細かくしていくというところですか。
広瀬知事  そうです。何月何日に説明会をしますということでは、なかなか若者の心に刺さらないので、大名に遊びに来たついでや、友達と来たついでに、いつでも話ができるようオープンにしておきたいと思います。
記者  これまで九州地方知事会や九州・山口合同就職フェアなど、他県と一堂に介してイベントをすることが多かったと思うのですが、それとは一線を画すといいますか、福岡と手を取り合ってというよりは一歩先にというような感じの認識で良いのでしょうか。
広瀬知事  今までも、福岡と一緒にイベントをするから福岡県に協力していたということではなく、大分県に帰って来てもらおうという思いで取り組んでいたので、今までと同じです。
記者  常駐の職員は何人ぐらいになる予定ですか。
広瀬知事  1人から2人です。今も福岡事務所があるので、イベントなどをするときには応援したりすると思います。
記者  責任重大ですね。
広瀬知事  重大です。
記者  この賃借契約はいつ頃を締結するのですか。
広瀬知事  仮契約をして、来月の議会に提案します。
幹事社  他に質問はよろしいでしょうか。
記者  発表関連以外になりますが、8月29日に臼杵で列車の人身事故がありました。警察は地方公務員と発表していますが、亡くなられたのは県職員の方で、警察の調べでは自殺の可能性が高いという話でした。自殺だった場合、公務の影響があったとお考えかどうか、また、どのように捉えていらっしゃるのかをお聞かせください。それから、昨年6月にも職員が自殺で亡くなられていて、自殺がなくならないことについて、知事の所感をお聞かせください。
広瀬知事  まず、大変恐縮ですが、県職員だったかどうかについては、プライバシーの関係やご遺族のご意向もあると思いますので申し上げないことにさせていただきます。
 ただし一般論として仮に、県職員が公務に関連して、そのような問題が起こったのであれば、大変な問題ではないかというご心配はよく分かります。そのような場合は、よく調べる必要があるかと思います。
幹事社  発表関連以外でも質問があればお願いします。
記者  1週間前の佐賀県を中心にした豪雨で、工場から油が流出し、復興もなかなかスムーズにいっていません。大分にも同じような工場があると思います。佐賀の教訓をどのように活かしていきたいかと、佐賀県を中心にした支援の動きがあれば教えてください。
広瀬知事  九州地方知事会で相互協力をしていますので、まずは、状況把握のため、大分県職員2名、鹿児島県職員2名の4名のリエゾンを佐賀県庁に派遣しました。その結果、大町町の油流出について応援が必要という話がありましたので、九州地方知事会として、大分県から1名、熊本県から4名の計5名が支援活動を行いましたが、昨日、佐賀県知事から初動対応の目処が立ったのでという話があり引き揚げたところです。これからも、復旧作業や家屋の破損状況の査定などで応援要請があるかもしれませんので、迅速に対応できるようにしていくつもりです。
 それから、大分県内の工場での油流出については大丈夫かということですが、まだ調査はしていませんが、気になるところでもありますので、必要であれば調べてみようと思います。
記者  大雨が降ったとき、工場から油が流出することについての対策について調べるのですか。
広瀬知事  そうでしょう。コンビナートなどは対策をしていますが、町工場などでは対策をしているかどうか心配です。大分県の場合、度々、水害がありましたが、同様の問題は起こっていませんので、あまりないのではないかと思っていますが、工場だけではないかもしれませんし、一応、調べるようにしなければいけないと思っています。
記者  それは、今後の大雨のためにということですか。
広瀬知事  もちろんそうです。
幹事社  他にありますか。では、会見を終わります。
広瀬知事  ありがとうございました。
記者  声がかれていらっしゃるようですが。
広瀬知事  季節の変わり目で風邪を引きました。


※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]
前のページに戻る このページの先頭へ