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令和2年1月21日知事定例会見

印刷用ページを表示する 更新日:2020年1月30日更新


動画は「おんせん県おおいた!ちゃんねる」へ                                                   
日時:令和2年1月21日(火曜日)13時30分~
場所:第一応接室


幹事社  知事から発表をお願いします。

大蘇ダムについて

広瀬知事  先週、九州農政局の横井局長がおみえになり、大蘇ダムの工事が完了し試験湛水も終え、来年度から本格的な給水が実現できるという報告を受けました。昭和54年に着工してから実に41年かかりましたが、ようやく完成しました。
 皆さんもご存じだと思いますが、平成16年度に本体工事が完了したものの、試験湛水で想定以上の水の浸透量が確認されたため、平成25年度から浸透抑制対策工事を実施してきました。その対策工事も、ようやく昨年、完了し、試験湛水でも必要な貯水能力を満足することが確認されました。阿蘇山噴火による火砕流堆積物の地質という難工事をやり遂げていただいた国に対しては感謝を申し上げたいと思います。
 また、長い間、このダムの完成を待っていただいた地元の皆さんに心からエールを送りたいと思います。ダムの水を使うことで、効率的かつ付加価値の高い農業を始められると、農家の方も張り切っておられると思います。これを活用して立派な農業をしてもらいたいと思っています。

第17回大分県ビジネスプラングランプリについて

  第17回大分県ビジネスプラングランプリについてです。
 今年度から、「グランプリ枠」に加え、面白いアイデアを持つ起業して間もない方のチャレンジを促すため、新たに「チャレンジ枠」を設けました。
 今回は、過去2番目に多い67件の応募がありました。この中から、ベンチャー目利き委員さんが審査し、グランプリ枠4社とチャレンジ枠4社が決定しました
 グランプリ枠の最優秀賞は、「株式会社BIOISM(バイオイズム)」です。ごみ収集・運搬業務に特化したクラウドシステムに加え、これまでの経験などに頼っていたごみ収集ルートについて、AIを使い、最適な車両運行やルートなどの管理を行うシステム開発に取り組むものです。
 優秀賞は2社で、1つ目は、「株式会社高瀬文夫商店(たかせふみおしょうてん)」です。日田杉でかまぼこ板を製造しているノウハウを生かし、日田杉を使ったストローやコップの製造・販売に取り組むものです。
 もう一つの優秀賞は、「株式会社薬けん(やくけん)」です。出産などで色んな事情で離職した薬剤師と、薬剤師不足の薬局とをマッチングするwebサービスの開発に取り組むものです。代表者の野中さんは、第2回おおいたスタートアップウーマンアワードのファイナリストです。
 この他、奨励賞として、「株式会社大分うにファーム」を選定しました。可食部がなく売り物にならないムラサキウニを、工場で専用の飼料を与え養殖し、食用にして販売するということです。
 次に、チャレンジ枠の4社ですが、ベストチャレンジ賞は、「株式会社KENKOH(けんこう)」です。認知症患者の症状などを数値化・ビジュアル化し、医療従事者や介護従事者が情報共有することで、適切な医療につなげるというものです。
 この他、チャレンジ賞として3社選定しています。助産師の経験を生かして開発した分娩衣や授乳クッションなどを製作する「合同会社ユー・ティー企画」、縫製技術を持った方と、個人や小規模で賞品を発注したい事業者とのマッチングを支援する「ナチュラルライフデポ・クラソ」、廃棄処分していた豚骨ラーメンのスープガラを粉砕して有機肥料の製造に取り組む「深田産業有限会社」です。
 なお、2月28日13時30分から、ホテル日航大分オアシスタワーで、表彰式と記念講演を行います。

 第17回大分県ビジネスプラングランプリについて [PDFファイル/128KB]

 受賞企業 会社概要・プラン概要 [PDFファイル/1.31MB]

おおいたスタートアップウーマンアワードとスタートアップ&クリエイティブ産業の取組について

 昨年から引き続き2回目になりますが、来月2月を中心とした1ヶ月間を「おおいたスタートアップ・クリエイティブ・マンス」と位置づけ、県全体として、創業やクリエイティブ産業を応援します。
 期間中、色々なイベントを開催予定ですが、まず、2月3日には、「わくわくする「おおいた」づくり」ということで、佐伯市出身のグーグル日本法人の元社長の村上氏や、米国シリコンバレーで活躍している吉川氏、この方は、ベンチャーキャピタリストやファウンダーと言っても良いかと思いますが、そういう方をお招きして、パネルディスカッションを行います。
 それから、2月13日には、「僕らのみらい会議」があります。これは、日田市内全ての高校1年生を対象に、グローバル・モビリティ・サービスの中島社長が基調講演し、高校生が自分は何をやりたいのか、そのためにどういう勉強をすれば良いのかなどキャリアについて考え、議論してもらうキャリア教育イベントです。このイベントは、日田で何回か開催していますが、なかなか良い試みで、キャリア教育として面白いと思います。
 2月21日には、「第3回おおいたスタートアップウーマンアワード」を開催します。厳しい審査をクリアした女性起業家によるプレゼンテーションが予定されていて、ここで、面白いということになって、活躍している女性起業家も多くいらっしゃいます。今年も、大いに女性のスタートアップを応援したいと思います。
 これらの取組以外にも、2月を中心に様々な取組が開催されますので、是非、足をお運びください。

 OITA STARTUP CREATIVE MONTH 2020パンフレット [PDFファイル/7.83MB]

「関係人口サミット」の開催について

知事会見

 関係人口サミットを2月9日に大分県庁で開催します。
 関係人口は、最近、注目を集めていますが、大分県に関わりや仲間が生まれた人、大分県出身ではなくても関係人口として活躍している人、そういう人たちに来ていただいて関係人口サミットを開催する予定です。「関係人口」という名称の提唱者で、国のまち・ひと・しごと創生本部の委員を務める、月刊「ソトコト」編集長の指出一正(さしでかずまさ)さんにもお越しいただき、色んな活動の紹介や、議論をしていただきます。また、その模様は、WEBやSNSで全国に紹介することにしています。
 大分県では、一昨年から、関係人口に着目し、「大分で会いましょう」という取組を展開していて、色んな分野の著名人に大分に来てもらったり、ブログを書いてもらったりして、大分の魅力をPRしています。
 今年度の「大分で会いましょう」の取組では、昨年度ゲストのモデル前田エマさんが、大分大学の学生たちと一緒に佐伯寿司を学び、寿司屋や漁業関係者などへインタビューをして、佐伯寿司がなぜ美味しいかということを解き明かし、自分たちも佐伯寿司を作ってみるという、佐伯「あーん寿司」プロジェクトを実施しました。
 また、大分市「音の記憶」プロジェクトという取組では、西洋音楽発祥の地・大分市の音の記憶をたどる市民参加のプロジェクトを実施しました。色んな場所で音を収集し、「OPAMで会いましょう。」イベントで披露しました。
 それから、「別府市ラグビーワールドカップ2019で大分に来た外国人に会いましょう。」というプロジェクトを実施し、イングランドからラグビーワールドカップ観戦のために大分にやってきた夫婦を、立命館アジア太平洋大学の学生2人が、鉄輪や竹瓦温泉を案内し、その様子をを配信して、外国の人が大分をどのように見ているかを感じてもらいました。
 「関係人口サミット」の開催は初めてですが、大分県を内外からどのように見るか、大分県の魅力をどう考えるかということを探ってみようと思います。

 関係人口サミットin大分ちらし [PDFファイル/662KB]


広瀬知事  予定していた項目は以上ですが、新型コロナウィルスによる肺炎の発生対応について、お知らせします。
 これまで、人から人への感染は、非常に限られた場合ということだったのですが、今朝、医療従事者や武漢に滞在歴のない患者が確認されたことが報道されました。人から人への感染が確認されたことで、事態は一歩前に進み、深刻になりましたので、対応を行うことにしました。
 一つは、相談体制の確立で、今日から、健康づくり支援課内に専用電話を開設しました。新型コロナウィルス相談専用電話で、番号は097-506-2775です。何かありましたらこちらにいつでもご相談ください。
 もう一つは、このような事態が続けば、最悪の場合、県内で患者が発生するということもあり得ますので、対応する病院を指定する必要があります。県内では、感染症法に基づき、大分県立病院をはじめ8つの病院が感染症指定医療機関に指定されています。この指定病院に事前の準備をお願いしておこうと思います。今日、政府の関係閣僚会議があり、明日、WHO世界保健機構の会議がある予定で、国際的にも対応をどうするかが具体的に決まっていくと思います。それを受けて、県もすぐに対応しなければいけませんので、感染症指定医療機関にも、すぐに対応できるように予め準備をお願いしておこうと思います。大事に至らなければ良いのですが、万一のための対応をしたところです。
 私からは以上です。
幹事社  ありがとうございます。発表項目の関連で質問がある方はお願いします。

記者  新型コロナウィルスに関して、今週末から中国が春節に入るので、観光地は特に懸念されているかと思います。何か対応をお考えですか。

広瀬知事  春節の時期には、中国から多くの観光客が来県されます。発病してなければ良いということではない訳ですから十分に気をつけてもらいたいと思います。政府も武漢からおみえになる方については発病していないか水際対策をするということなので、そういう検査を受け、来県される方については、結構ではないかと思います。
 また、公式訪問などについて、どうするのかということは別の問題として考えなければなりません。観光やビジネスでおみえになる方については、それぞれに罹患してないか確認することになると思いますが、修学旅行や公式行事で行き来する場合は、今、公式に訪問すべきかどうか決めなければならないと思います。
幹事社  その他いかがでしょうか。

記者  冒頭にあった大蘇ダムの話について、試験湛水で浸透量が想定を上回ることなどがあり、知事も、長い間、国に要望活動に行かれていたと思います。その辺りも踏まえて、ダムの完成にあたり、今の思いをお聞かせください。

広瀬知事  昭和54年に着工してから、平成16年度に本体工事が完了して、試験湛水をしてみたらうまくいかず、本当にどうなるのか、工事を進めて先が見えるのか、資金をいくら投入しなければいけないことになるのかと心配しましたが、稲葉ダムの工事で苦労して漏水を止めたという経験がありましたから、何とか大蘇ダムも工事ができるのではないかと、そこを信じて進めてきたということがあります。また、水さえ来たら自分たちは良い農業ができるという夢を持って、長い間待っていた地元農家の方の気持ちに応えなければいけないという気持ちもあって、大変ではありましたが、地元の方の熱意に押されて決断したような気がします。
 さきほども申し上げましたが、この難工事をきちんとやり遂げてくれた農林水産省の担当の皆さんにも敬意を表したいと思います。そして、何よりも、夢を持ち続けて、待っていてくれた地元の農家の皆さんはすごいと思います。

幹事社   他によろしいですか。

記者  新型コロナウィルスの話で、知事が先ほどおっしゃった公式訪問についてですが、昨日、大分市が姉妹都市の武漢とのイベントの延期を発表しました。県でも、中国・武漢との交流事業はあるのでしょうか。あるとしたら延期などを検討されているのですか。
 また、学生の交流でも同じように延期や中止を検討されているものがあるのでしょうか。

広瀬知事  大分市と武漢が長い間、交流を続けていますが、県は、直接、武漢と関係はありません。したがって、公式訪問等の取り扱いについては、大分市が適宜判断すると思います。
 しかし、武漢から上海などに感染が拡大すると、色々と交流に支障が出てくる可能性があります。今、非常に重要な時ですから様子を見ています。

幹事社  その他、いかがでしょうか。

記者  先ほどのお話の中で感染症指定医療機関に事前準備をお願いしようと思うという話がありましたが、これからお願いするのですか。それとも、すでに指示を出されているのですか。

広瀬知事  正式に指示をしている訳ではありませんが、WHOや政府の動き次第では、指定医療機関にお願いするかもしれませんということは伝えています。具体的な動きになると、感染症対策連絡会議専門部会を開催して、そこで正式にお願いすることになると思います。その会議の開催は、一両日中になると思います。明日のWHOの会議で何か決まれば、政府もそれに応じて動くと思いますので、早ければ今日明日にでも開くということになると思います。

幹事社  他にいかがでしょうか。発表関連以外でも質問のある方はお願いします。

記者  国が発表した再編統合が必要とされる公的病院のリストについて、先日、集計にミスがあったということでリストが修正され、大分県では杵築市立山香病院が外れることになりました。このリストについては、公表方法に問題があったのではないかなど、色んな議論がありましたが、そのような経緯も踏まえての知事の受け止めを伺えますか。

広瀬知事  これまでの経緯についてはご存じのとおりで、地域で色々と議論しているものについて、国が、機械的に見ればこうなると一方的に医療機関名を公表したことで大混乱になりました。その後、国と地方との会議があって、全国知事会から平井鳥取県知事が出て、このように唐突に公表されては困ると厚生労働省に伝えたところです。したがって、色々と医療機関名が出て、議論になっていますが、果たしてそれにどんな意味があるのかと思います。
 ただし、この問題については、全く問題がないのかというとそういう訳ではありません。公的・公立病院は、色々な役割を抱え、その役割に対して医師が足りているのか、患者のニーズに十分に応えられているのかについては、問題があることは事実なので、そういう意味では、県内各圏域で設けている地域医療構想調整会議などで議論しなければならないと思います。
 今、具体的にどういう議論をして、どういう結論を出してということではないのですが、国に言われたからという訳ではなく、そういう議論を拒むものではないと思っています。

記者  国は、今年9月末までに対応策をまとめるよう言っていますが、これについては何らかの対応はされますか。

広瀬知事  9月末までに対応策をまとめるという話は聞いていません。ただし、さきほど言ったように医療環境は随分変わってきていますから、そこは見直しをしたら良いのではないかと思います。

記者  新たに20ぐらいの病院がリストに加わったということなのですが、これに関しては、国は医療機関名を公表していませんが、大分県は関係がない話だということですか。

広瀬知事  全くないでしょう。20の病院が加わったのかどうか知りませんが、最初3つの医療機関が公表されて、杵築市立山香病院はリストから外れて、その代わり他の病院がリストに上がったりしている状況です。具体的にそれをどうかしなければならないと、今、考えている訳ではないのですが、色んな問題を抱えている病院があることは事実だから、それはそれで検討しておく必要があると思います。

記者  追加となった病院を国が公表していないので難しいかと思うのですが、大分県内で新たに追加になったところはありますか。

広瀬知事  あまり気にしないで欲しいのですが、その中にあるのかと言われたらないのではないでしょうか。

記者  二つになったということでしょうか。

福祉保健部  20の病院が、どの都道府県のどの病院か、厚生労働省は一切公表していませんので、大分県にも正確な情報は分かりません。

記者  米軍実弾射撃訓練で、先発隊が2月4日から入県するということで、今日、由布市など地元で説明会が開かれますが、県として、改めて、どういうことを九州防衛局などに強く要請していくかをお聞かせください。

広瀬知事  この問題については、日米安全保障条約や沖縄県の基地負担軽減などの枠組みで考えなければならないことは事実ですが、県民の皆さんの安全・安心の面からは色々と心配ですし、素早く、しっかり受け止めて対応しなければならないと思っています。
 したがって、いつも言っていることですが、この米軍実弾射撃訓練については、長期的には縮小・廃止の方向でと、機会がある度に九州防衛局にも、防衛大臣にも話をしてるところです。今回も、その基本的な考えは変えていません。そういう中で、今回の実弾射撃訓練が、本当は縮小廃止という県民の気持ちを踏まえたものになっているかどうかということは、よく注視しなければなりません。訓練日程や兵員装備等については以前と変わっていないので、どうなのかと思っています。
 また、できるだけ情報公開をしていただいて、色々と懸念がないように、問題がないようにということも言っているところです。これは、九州防衛局は分かってくれているようなのですが、米軍は、世界的に抱えてる課題もあり、あまり発表できないというところがあるので、そこの調整がありますが、できるだけ詳細に発表してもらうよう要請をしています。
 それから、これまでの協定等がありますから、それをしっかり遵守してもらうこと、万一、それに逸れることがあった時には政府に対応してもらうということだと思います。

記者  ブリーフィングをやってくださいということでしたが、その見通しはありますか。

広瀬知事  ブリーフィングをしてくださいと防衛省は言ってくれていると思いますが、するかどうかは聞くのは、なかなか大変だと思います。

記者  JR日田彦山線の復旧について、その後、会議開催予定など進捗はどうでしょうか。

広瀬知事  会議の日程はまだ決まっていません。しかし、3月末には決着と言いますか、とにかく結論を出すという方向で、関係者と、現在、調整していると思います。3月末ということになると、もうすぐ2月ですから、本当にすぐにでもやらないといけませんね。

記者  事務局がまずということでしょうか。それとも知事や市町村長で協議されるのでしょうか。

広瀬知事  その段取りが決まっていれば、苦労はないのですが。

記者  先ほど武漢で新型コロナウィルスによる肺炎が流行っているという話がありましたが、今後、中国と定期航空路線を結ぶということを考えると、少し予定が遅くなるとか、そういうことになり得るのでしょうか。

広瀬知事  関係ないでしょう。

記者  そうですか。

広瀬知事  定期便ができて、その定期便で来られるお客さんにどのように感染などに気を付けてもらうかが問題なのであって、まずは航空路線ができることが大事なので、それは関係なく、良いチャンスがあれば前に走ります。

幹事社  その他はいかがでしょうか。ないようですので、これで記者会見を終わります。


※知事及び記者の発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、作成しています。[記録作成:企画振興部広報広聴課]

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