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ようこそ知事室へ

年末を迎えて 平成24年12月27日

印刷用ページを表示する 更新日:2012年12月27日更新

 今年も残すところ僅かとなり、皆様には何かと慌ただしい毎日と存じます。この一年、県政に対し多大なご支援とご協力を賜り、心からお礼申し上げます。
 先の総選挙の結果をうけ、新たな政権のもと、これから国の予算編成作業などが行われることになりますが、もとより県政に停滞は許されません。「県民中心の県政」を肝に銘じ、県の発展と県民生活の向上に向け、責任を全うしてまいります。

 今年は、何と言っても7月の集中豪雨による水害がありました。あらためて被災された方々にお見舞い申し上げます。被災地をつぶさに見、お話も伺って「大分県復旧・復興推進計画」を作成し、被災者への支援や公共施設等の復旧に全力で取り組んでまいりました。被災者への住宅再建支援や農家、商工業者等への支援は着実に進んでおり、道路、河川、砂防施設の本格復旧についても年内に約9割の工事を発注します。農地等の復旧についてもできるだけ来年の作付けに間に合うよう引き続き市町を支援してまいります。
 さて、県では今年、県民の皆様とともに「安心・活力・発展プラン2005」を改訂し、その実施に向けて、新たなスタートを切りました。なかなか先の読みにくい時代だからこそ、力強く歩を進めていかなければなりません。
 先ずは、これから少子高齢化、さらには人口減少が進むなか、大事なことは、互いに助け合い支え合って安全・安心を分かち合っていくことです。子育て満足度日本一の実現、高齢者の見守りと支援、障がい者の自立支援に力をいれ、だれもが安心して心豊かに暮らしていける大分県をつくります。
  経済の国際化が進む中、大分県の産業の底力をつけていくことも大切です。農業では、先月開催された全国和牛能力共進会で総合第3位の成績を収め、豊後牛の素晴らしさを全国にアピールできました。これが大分県の仔牛の市場価格を押し上げているといううれしい報告も受けています。これからもマーケット起点の商品づくりと、これを支える力強い経営体の確保・育成に努めます。また、企業参入も積極的に進めます。例えば農業企業参入では、23年度までの5年間で134件を数えました。その産出計画の合計額は121億4千万円、雇用も1,324人となっています。地元の皆さんと一緒になって地域振興にがんばってもらいたいと思います。
  それにしても心配なのは、このところの景気動向です。新政権の景気対策にも期待しますが、本県でも企業数のほとんどを占めている中小企業が、元気いっぱい活動できるよう、経営安定、技術開発、販路開拓等各方面で支援します。県民の皆様の知恵をいただきながら、中小企業振興を力強く進めるための基本条例づくりにも着手したところです。また、本県の強みを活かした産業の育成に向け、東九州メディカルバレー構想の推進やエネルギー分野の取組強化にも努めています。
 観光振興については、今年は新たに「大分県ツーリズム戦略」を策定しました。大分県は何でもあるかわりに、的を絞った宣伝文句がないのが弱みでした。そこで、「日本一のおんせん県おおいた♨味力も満載」を合い言葉に、大分県の天然自然を大いに売り込んでいるところです。
  こうした難しい時代には、何をするにも人材が大事です。子どもたちが夢をかなえ、地域を支えていけるように、子どもの知・徳・体の向上を図っていきたいと思います。学校と地域が協力し、行政がバックアップして成果を上げている市町村が増えており、楽しみです。

  先月、大分トリニータが4年ぶりにJ1昇格を決めるといううれしいニュースが飛び込んできました。県民・サポーター、経済界、行政が三位一体でチームを支え、厳しいプレーオフを勝ち抜いての快挙です。県民が心を一つに力を合わせて努力すれば、素晴らしい結果がついてくる気がします。来年も課題の多い年になりそうですが、県民の皆様のご理解、ご協力をいただきながら、一つひとつハードルを越えて、夢と希望あふれる大分県づくりに取り組みます。
 皆様には、どうか佳い年をお迎えください。
                                                              平成24年12月27日 
                                                              大分県知事 広瀬 勝貞 

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