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仕事始め式あいさつ 平成22年1月4日

印刷用ページを表示する 更新日:2010年1月5日更新

仕事始め式あいさつ

 皆さん、明けましておめでとうございます。
 今年はちょっと寒い正月だったような気がいたしますが、皆様方にはお健やかに新春をお迎えになったこととお喜びを申し上げるしだいでございます。
 昨年は大変皆さん方にご活躍をいただきました。おかげで何とか新年を迎えることが出来ましたが、今年も心配ないぐらいたくさんのご心配をおかけしたいと思いますので、ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。
 政策課題については、もう皆さんご承知のとおりでございます。我々は「安心・活力・発展プラン2005」というのを持っています。そしてまた、それに基づいて「中期行財政運営ビジョン」を掲げています。そういう県民と共に練り上げた政策課題を一つひとつ着実に実行していくということだと思います。
 そういう中、3点ほど、今年はとくに力を入れていかなければいけないことがあるだろうと思っています。
 一つは、「子育て満足度日本一を目指す大分県」ということであります。
 いろいろと課題がございますが、大分県にとりましては、子ども、子育てということは非常に大事な点であります。元気いっぱいの高齢者対策、あるいはまた障害者の自立支援も大変大事でございます。こういうことについては引き続きやっていかなければいけません。この子ども、子育てについては比較的新しい取り組みとして我々はやってまいりました。したがって、とくに今年、子育て満足度日本一ということを目指して、やるわけでございますから、この点については知恵を出し、あるいは力を結集して大いにやっていきたいと思います。
 もう一つは、言わずもがなでございますが、「景気対策、雇用確保対策」でございます。
 年末に政府が経済見通しを出しています。この21年度3月まではGDPの成長率がマイナス2.6%、22年度はプラスの1.4%という見通しを掲げておりますが、2.6%までどんと落ちて、これがまた1.4%にいくかということについては実感としても、あるいは理屈としてもなかなか難しいような面があるのですが、しかし、難しい難しいと言っていても何の役にも立ちません。ぜひ、我々はそういうことを実現に向けて少なくとも大分県としては力を入れていかなければいけないと思っているところでございます。
 幸い、皆さんのお力のおかげで、農業については2年連続生産が上向いてきました。これはもう本当に、数十年ぶりのことだと思いますが、ようやく上向いてきたということがあります。
 ものづくりの方も、輸出産業を中心に正月休み返上で操業をやったというところもいろいろ出て来ているところでございます。これに加えて将来の大分県の発展の基盤となる新しい技術開発、それには環境やエネルギー、あるいは医療といったいろんな分野があると思いますが、そういった布石も打たれているわけでございまして、大分県としては、ぜひこの景気、雇用にも力を入れていきたいと思っているところであります。
 そして、忘れてならない三つ目は、やはり「社会資本の整備」ということだろうと思います。
 なかなか環境は厳しいものがありますが、しかし大分県にとりまして社会資本の整備というのは非常に重要な課題であります。これさえ整っていけば鬼に金棒というようなところもあるわけでございまして、環境が厳しいからこそ、ぜひ皆さんと知恵を出しながら力を結集して社会資本の整備に努めていきたいと思います。選択と集中といったこともフルに活用しながら、ぜひこれを進めていきたいと思っているところでございます。
 そういう政策課題を推進するにあたりまして、何点か皆さん方にお願いをしておきたいことがございます。
 一つは何と言いましても「県民中心の県政」ということを忘れないでいただきたいということであります。
 大変、流動的な時代でございます。予算も財政も厳しい時代でございます。したがって、いろんな意味で政策の選択を迫られるということがあろうかと思います。右に行くのがいいか、左に行くのがいいか、その判断にあたって忘れてならないのは、どちらがより県民のためになるかということでございます。
 県庁の行政の都合や、あるいはこれまでの行きがかりや、そんなことを基準にしてはいけない。県民中心、県民のための県政ということをあらゆる政策選択にあたって考えていただきたいということでございます。
 また、行政の実行にあたっても、こういうふうにやれば県民の心に通じるなと、こういうふうにやれば県民がより使いやすい制度になるなと、そのあたりをよく考えながらやっていただきたいと思います。
 第二番目は申すまでもありませんが、「政策県庁」でございます。これを忘れないでやっていただきたいと思います。
 それぞれの皆さんが、しっかりと情報を把握し、しっかりと考えて、そして責任を持って実行していくということが大事でございます。そしてまた班や課や部として結束をして、連携をしてやっていくということも非常に大事でございます。
 政策県庁の要は風通しのいい組織だろうと思います。個々の皆さんにも頑張っていただきますが、それを班として、課として、部としてまとめて力を出していけるように、そういう風通しのいい、組織をつくるということにもぜひ力を入れていただきたい。政策県庁ということも忘れずにお願いをしたいと思います。
 そして三つ目は「危機管理」ということでございます。
 いろんなことがいつ起こるかわからないというのが我々の仕事でございます。したがって常に何が起こるか、そして起こった時にどう対応するか、少なくとも管理職の皆さん方にはよく頭に入れて、シミュレーションをして、そして対応方針を考えておいていただく、そして不幸にして起こった時には冷静沈着に対応していただく、危機管理というものがある組織、それが県民に頼られる組織、県庁だと思います。そのこともお忘れなくお願いをしたい。
 そして四つ目は、大変残念なことでございますが、「綱紀粛正」でございます。これを今年はぜひお願いしたいと思います。
 こんなことを申し上げなければならないのは残念ですが、いろんなことが起こりました。したがって今年こそ、そういうことのないように綱紀粛正に十全を期していただきたいと思います。
 これも先ほどの政策県庁と同じでございますが、組織全体としてお互いに気をつけながら、お互いに相談に乗りながらやっていく、そういう風通しのいい職場ということが非常に大事になるのかもしれません。とにかく綱紀粛正を徹底していただきたいと思います。
 そして最後に一番大事なことでございますが、皆さん方にはぜひ、引き続き、「健康」に留意していただいて、そして元気いっぱいにこの仕事をやっていただきたいと思っているところでございます。
 なにしろ県庁の仕事は、人が宝でございます。人が財産でございます。皆さん方、そして皆さんの同僚、部下の皆さん、みんなの健康を十分に注意していただいて、管理をしていただいて、そしてみんなが元気いっぱいにフルに能力が発揮できるような、そういう1年にしていただきたいと思う次第でございます。
 皆さんの、この1年間のご健勝とご多幸を切に祈念をいたしまして、ごあいさつとさせていただきます。
 本年もどうぞ、よろしくお願いします。ありがとうございました。

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