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第1章 1 豊かな自然とともに生きる-1

印刷ページの表示 ページ番号:0002093757 更新日:2020年4月15日更新

1.すばらしい自然公園(しぜんこうえん)

(1)自然公園(しぜんこうえん)のすがた

 大分県はゆたかな自然に恵まれており、海岸(かいがん)や高い山があるなど、さまざまな地形(ちけい)があるため、たくさんの種類(しゅるい)の動物(どうぶつ)や植物(しょくぶつ)が生きています。このうち、とくに美しい風景(ふうけい)が見られる場所を「自然公園(しぜんこうえん)」としており、自然をこわさないよう守っています。大分県には、くじゅう地域(ちいき)など10か所の自然公園があり、面積は大分県全体の約4分の1です。

自然公園
にっぽうかいがんこくていこうえん やばひたひこさんこくていこうえん そぼかたむけんりつしぜんこうえん
にっぽうかいがん
こくていこうえん
日豊海岸国定公園
(佐伯市)
やばひたひこさん
こくていこうえん
耶馬日田英彦山国定公園
(中津市)
そぼかたむき
けんりつしぜんこうえん
祖母傾県立自然公園
(豊後大野市)

しぜんこうえんのいち

 

 

    大分県の自然公園  (平成31年3月31日現在)

  大分県 根 拠
国立公園数 2 箇所  
国定公園数 3 箇所  
県立自然公園数 5 箇所  
自然公園の全数 10 箇所  
自然公園の面積 174,389 ha  
自然公園の面積:全国における順位 7 環境省(H31.3.31現在)
自然公園の面積:九州における順位 1 環境省(H31.3.31現在)
県土に占める割合 27.5  
県土に占める割合:全国における順位 環境省(H31.3.31現在)
県土に占める割合:九州における順位 1 環境省(H31.3.31現在)

※海面普通地域を除く

 

 各市町村別の自然公園 (平成31年3月31日現在)

市町村 自然公園面積
(ha)
市町村面積
(ha)
公園の占める割合
(%)
大分市       3,052

50,239

6.1

別府市

2,115

12,534

16.9

中津市

37,360

49,153

76.0

日田市

25,415

66,603

38.2

佐伯市

13,384

90,311

14.8

臼杵市

1,145

29,120

3.9

津久見市

3,444

7,948

43.3

竹田市

14,775

47,753

30.9

豊後高田市

8,530

20,624

41.4

杵築市

1,869

28,008

6.7

宇佐市

3,354

43,905

7.6

豊後大野市

17,086

60,314

28.3

由布市

4,434

31,932

13.9

国東市

6,265

31,810

19.7

姫島村

506

699

72.4

日出町

0

7,332

0.0

九重町

12,798

27,137

47.2

玖珠町

18,857

28,651

65.8

 

(2)「コラム」

ラムサール条約湿地について 

阿蘇(あそ)くじゅう国立公園には、「タデ原」と「坊ガツル」という2つの湿原(しつげん)があります。ここは水分が多く地面がつねにしめっているため、ほかにはいないめずらしい動物や植物がたくさん生きています。
 この2つの湿原は、平成17年に「ラムサール条約(じょうやく)」でみとめられた湿地(しっち)になりました。この条約は、世界中でとくに大事にしなければならない湿地と、そこにいる生き物を守るための世界的なやくそくのことで、多くの国ぐにが参加しています。

タデ原湿原坊ガツル湿原

タデ原湿原(九重町)

坊ガツル湿原(竹田市)