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育成すべき資質・能力を踏まえた教育目標・内容と評価の在り方に関する検討会の検討結果ー論点整理ー報告される

印刷用ページを表示する掲載日:2014年4月6日更新

文部科学省では、次期学習指導要領改訂の基礎作業をすすめています。
去る平成26年3月31日、育成すべき資質・能力を踏まえた教育目標・内容と評価の在り方に関する検討会の報告がなされました。
詳細は、 育成すべき資質・能力を踏まえた教育目標・内容と評価の在り方に関する検討会― 論点整理―について:文部科学省

以下、副座長の無藤隆先生のフェイスブックで公開された報告書等の概要です。
  • 本検討会は、次期学習指導要領に向けての基礎的な資料を得ることを目的に、教育課程に関する学識経験者を集めて開催したもの。
    ※平成24年12月~26年3月17日まで13回開催
  • 今後、各論点について更に検討を深めた上で、次期学習指導要領の枠組みづくりに向けた議論に生かしたい。
  • 今後、学習指導要領の構造を、
    1. 「児童生徒に育成すべき資質・能力」を明確化した上で、
    2. そのために各教科等でどのような教育目標・内容を扱うべきか、
    3. また、資質・能力の育成の状況を適切に把握し、指導の改善を図るための学習評価はどうあるべきか、といった視点から見直すことが必要。
  • 本検討会では、こうした前提の下、諸外国の資質・能力論の分析や、国立教育政策研究所で検討されている「21世紀型能力」の枠組み試案などを参考としながら、今後の学習指導要領の構造として重視すべきポイントについて議論。
  • 今後育成が求められる資質・能力の枠組みについて、諸外国の動向や国立教育政策研究所の「21世紀型能力」も踏まえつつ更に検討が必要。
    その際、自立した人格をもつ人間として、他者と協働しながら、新しい価値を創造する力を育成するため、例えば、「主体性・自律性に関わる力」「対人関係能力」「課題解決力」「学びに向かう力」「情報活用能力」「グローバル化に対応する力」「持続可能な社会づくりに 関わる実践力」などを重視することが必要と考えられる。
    また、我が国の児童生徒の実態を踏まえると、受け身でなく、主体性を持って学ぶ力を育てることが重要であり、リーダーシップ、企画力・創造力、意欲や志なども重視すべき。人としての思いやりや優しさ、感性などの人間性も重要。
  • 現在の学習指導要領に定められている各教科等の教育目標・内容を以下の三つの視点で分析した上で、学習指導要領の構造の中で適切に位置付け直したり、その意義を明確に示したりすることについて検討すべき。ア)~ウ)については、相互のつながりを意識しつつ扱うことが重要。
    ア)教科等を横断する汎用的なスキル(コンピテンシー)等に関わるもの
    1. 汎用的なスキル等としては、例えば、問題解決、論理的思考、コミュニケーション、意欲など
    2. メタ認知(自己調整や内省、批判的思考等を可能にするもの)
    イ)教科等の本質に関わるもの(教科等ならではの見方・考え方など)
    例:「エネルギーとは何か。電気とは何か。どのような性質を持っているのか」のような教科等の本質に関わる問いに答えるためのものの見方・考え方、処理や表現の方法など
    ウ)教科等に固有の知識や個別スキルに関するもの
    例:「乾電池」についての知識、「検流計」の使い方
  • 評価の基準を、「何を知っているか」にとどまらず、「何ができるか」へと改善することが必要。
    このためには、現行の学習評価の取組に加え、パフォーマンス評価を重視する必要があり、そのための具体的な方法論について更に検討が必要。
    評価の基準を、「何を知っているか」にとどまらず、「何ができるか」へと改善することが必要。
    このためには、現行の学習評価の取組に加え、パフォーマンス評価を重視する必要があり、そのための具体的な方法論について更に検討が必要。

なお、検討メンバーは次の通り。
育成すべき資質・能力を踏まえた教育目標・内容と評価の在り方に関する検討会-委員名簿-

座長

安彦 忠彦 神奈川大学特別招聘教授
天笠 茂 千葉大学教育学部教授
市川 伸一 東京大学大学院教育学研究科教授
奈須 正裕 上智大学総合人間科学部教授
西岡 加名恵 京都大学大学院教育学研究科准教授
松下 佳代 京都大学高等教育研究開発推進センター教授

副座長

無藤 隆 白梅学園大学子ども学部教授兼子ども学研究科長
村川 雅弘 鳴門教育大学大学院学校教育研究科教授兼基礎・臨床系教育部長
吉冨 芳正 明星大学教育学部教授