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新時代おおいたNo.107

印刷ページの表示 ページ番号:0002017014 更新日:2016年7月19日更新

表紙

【HTML版】
特集/3つの日本一への挑戦
    ~子育て満足度・健康寿命・障がい者雇用率~
風紋/夏休みのこと
県民ひろば1/おおいたスタートアップセンター
         ~あなたの創業をサポートします~

県民ひろば2/OPAMで!みんなの土曜アトリエ
         ~ワクワク・ドキドキがいっぱい~

おおいたゆかりの図書 心ひらいて とよの国の食彩   

【PDF版】
新時代おおいたNO.107 [PDFファイル/5.83MB]

【電子書籍版】
おおいたイーブックスのページへ(外部サイトへリンク)

 特集 3つの日本一への挑戦

~子育て満足度・健康寿命・障がい者雇用率~

 大分県版地方創生の柱の1つ「人を大事にし、人を育てる」取組を進め、誰もが安心して心豊かに暮らせる大分県を築くため、3つの日本一を目指します。

子育て満足度日本一を目指す

~望みや悩みに応じた切れ目ない支援を~

 子育て満足度日本一を目指すために、地域に根ざした子育て支援はもちろん、結婚や妊娠・出産などの望みや悩みにも幅広く対応し、切れ目ない支援を行います。

〈結婚〉

☆若者の出会い応援

 県では、若い世代の出会いや結婚の希望を県民みんなで応援する「OITAえんむす部」プロジェクトに取り組んでいます。

《昨年度は…》
◎CMやラジオ、チラシの配布などで情報を発信し、若者が結婚を前向きに考えられるよう機運づくりを行いました。
◎バスツアーによる婚活イベントを3回開催し、約200名が参加。合計で25組のカップルが成立しました。

《今年度は…》
◎婚活イベントの実施回数を増やします。
◎企業と協力し、独身従業員への婚活イベント情報の提供や企業間の婚活イベントを開催します。
◎地域で若者の婚活を後押しする婚活サポーターの養成講座を開催します。
◎九州・山口各県と連携し、婚活イベント情報のメールマガジン配信やキャンペーンを実施します。

婚活

〈妊娠・出産〉

☆不妊治療費の助成

 県では、子どもを生みたい方が生める環境づくりを進めるため、市町村と協力して特定不妊治療費の助成を行っています。

Q1 条件は?
   療開始時の妻の年齢が43歳未満
   夫婦の年間合計所得が730万円未満
   治療開始時に戸籍上の夫婦であること など
   ※回数は年齢やこれまでの助成歴で異なります。

Q2 対象となる治療費は?
   知事が指定した医療機関(他県等での指定を含む)で行った特定不妊治療(体外受精・顕微授精)に係る医療
   保険適用外の治療費
   【例】採卵を伴う凍結胚移植 上限39万円/回
   採卵を伴う新鮮胚移植 上限30万円/回
   ※凍結胚等の保管料や文書料、入院費等直接治療に関係のない経費は除きます。

Q3 申請先・お問い合わせは?
   大分市にお住まいの方は大分市保健所
   その他市町村の方は、県保健所・保健部
   ※申請には期限があります。早めにご相談ください。

〈子育て〉

☆おおいた子育てほっとクーポン

 地域の子育て支援サービスを知って気軽に利用してもらえるよう、お子さんが生まれた家庭を対象に1万円相当のクーポンを配布しています。

クーポン

《利用できるサービス》
◆一時預かり
 冠婚葬祭などの用事が入った時やリフレッシュしたい時、保育所などで就学前のお子さんを預かるサービスです。

原さん
一時預かり利用者:原奈津美さん、拓人くん、遥花ちゃん、梨花ちゃん

◆病児保育
 お子さんが病気で、医療機関での入院や治療の必要はないけれど、他のお子さんと一緒に過ごすことが難しい場合に、病院などで預かるサービスです。

◆ファミリー・サポート・センター
 「子育ての援助をお願いしたい人」と「お手伝いをする人」が会員になり、地域の中で互いに支え合う会員組織です。保育所などの送迎といった依頼をセンターが仲介します。

センター
さいきファミリー・サポート・センター:冨高国子さん、ファミリー・サポート・センター利用者:佐藤真穂さん、陽一くん

◆その他
 インフルエンザ予防接種やフッ素塗布、市町村独自サービスがあります。

☆放課後児童クラブ

 放課後や夏休みなど、昼間、仕事で保護者が家庭にいない小学生が、友達と一緒に遊び、生活する場を小学校の空き教室や児童館などで提供しています。
 県では、運営費用を助成しているほか、今年度からは低所得の世帯を対象に利用料の減免が受けられる制度を始めます。
 詳しくは、お住まいの市町村に問い合わせください。

クラブ①クラブ②

いつでも子育てほっとライン
24時間365日、子育ての不安や悩みの相談に応じます。
☎0120-462-110

問/子ども未来課 ☎097-506-2712
   大分県 子育てのタネ(県庁内リンク)

健康寿命日本一を目指す

~みんなで進める健康づくり~ 

 大分県が目指すこれからの「健康づくり」は、健康づくりに関心の薄い人も自然と楽しく取り組める「県民総ぐるみの健康づくり」です。
 健康寿命とは、健康上に問題がない状態で日常生活を送ることができる期間を指し、昨年12月に公表された平成25年の調査結果では、前回調査から大きく伸ばしています。県では更に取組を進め、健康寿命日本一を目指します。

健康寿命

〈みんなで健康づくりを考える〉

☆健康寿命日本一おおいた創造会議

 6月13日に設立された健康寿命日本一おおいた創造会議は、38の関係団体により構成されています。

連携

 行政や保健・医療・福祉関係団体の取組はもちろん、幼少期や働き盛り、高齢者といった世代別の健康づくり、地産地消や観光、スポーツなど産業との連携、マスメディアの活用など、さまざまな面から一丸となった展開を進めます。

会議
みんなで健康寿命日本一を目指します!!

〈働き盛りの健康づくり〉

 「50歳の壁」を避けるには、30、40代から身体や生活習慣と向き合うことが大切ですが、仕事や子育てに忙しい世代は健康への気遣いが後回しになりがちです。

壁
 そこで県では、働き盛りの皆さんが日常の中で楽しみながら自然と取り組める健康づくりを支援しています。

☆健康経営事業所

 従業員の健康支援を通じて会社の益を生む「健康経営」に取り組む事業所を、県が認定します。健康診断の受診勧奨や受動喫煙対策、事業所ぐるみのイベントの開催など5つの条件を満たした137の事業所が認定されています(平成27年度末現在)。

☆歩いて健康NO.1決定戦

事業所内で5名以上のチームを作り、9月から11月の歩数を競います。昨年は106チーム845人が参加し、上位5チームに表彰状と賞金が贈られました。今年も参加チームを募集中です。 

募集締切:8月19日(金)

☆働き盛りの健康みえる化

 参加事業所に歩行計・体組成計を配り、従業員が歩数や歩行速度、体重、血圧などを測定。数値だけに留めず、専用のプログラムにより生活習慣や食習慣の特徴などをわかりやすく「みえる」化します。自分の健康を見直すきっかけにしてもらうほか、事業所対抗で競うことで、仲間で一緒に運動を続ける意欲にもつながっています。
 今年も7月に取組が始まり、約25社が「みえる化」による健康づくりに励んでいます。

コメント栗田さん
ひかり補償鑑定株式会社 栗田加奈子さん

〈地域で元気をつくる〉

☆総合型地域スポーツクラブ

 県内には地域の住民が主体となって、学校や公民館など身近な施設を拠点に活動する総合型地域スポーツクラブが42団体あります(6月末現在)。
 ウォーキングや健康体操、テニスや卓球などのスポーツ活動や文化活動を中心に、子どもから高齢者まで幅広い年代が参加、交流する場となっています。

クラブクラブ

吉田さんコメント
NPO法人わいわい夢クラブ会長 吉田和光さん

クラブ説明

問/体育保健課 ☎097-506-5645   
  健康づくり支援課 ☎097-506-2666

障がい者雇用率日本一をめざす

~「働きたい」を応援します!~

 昨年の大分県の障がい者雇用率は全国2位。身体障がい者の雇用率は全国1位を維持しています。知的障がい者と精神障がい者の雇用率もそれぞれ14位、15位ながら、全国1位の伸び率で大きく順位を上げています。
 「自分の特技や個性を活かして社会で働きたい」「住み慣れた大分県で自立し、安定した生活を送りたい」、そういっ
た意欲ある皆さんが活躍できる場を広げることで、障がい者雇用率日本一を目指します。

雇用率

☆障害者就業・生活支援センターの取組

 県が県内6カ所に指定している障害者就業・生活支援センターは、障がいのある方の就業や生活を支援しています。
 障がいのある方、雇用する事業所双方の相談窓口として助言を行うほか、ハローワークや医療施設、特別支援学校などの関連機関と連携し、雇用の拡大を目指します。

◎職場実習・企業の雇入れ体験
 センターでは、「働きたい」障がいのある方と「障がいのある方を雇いたいけれど、ノウハウがない」「雇用をもっと増やしたい」企業を引き合わせ、短期間(10日程度)の職場実習・雇入れ体験を行っています。
 働く経験、雇用する経験をそれぞれが積むことで、雇用を拡大するきっかけにつなげます。

◎障がい者雇用アドバイザー
 現在県内3カ所のセンターに配置されている障がい者雇用アドバイザーは、社会福祉法人や企業を幅広く訪問して企業のニーズや悩みなどを伺い、新たな雇用の切り出しや助言を行います。その他、福祉施設等からの就職希望者の開拓なども行っています。

☆職業訓練で働く力を身につける

 大分、別府、日田、佐伯の4つの県立職業能力開発校を拠点に、職業訓練を行っています。
 社会人としてのビジナスマナーや協調性、パソコンの操作などを学ぶ集合訓練や、企業での実習を通して実践的に学ぶ就労訓練などがあり、受講はいずれも無料です。
 また、障がい者職業訓練コーディネーター等が、訓練開始前から終了後まで支援を行います。

☆就労継続支援A型事業所の整備で働く場を増やす

 「就労継続支援A型事業所」では、障がいのある方が事業所と雇用契約を結び、働きながら一般企業への就職に必要な技術や能力の習得を目指します。
 県では、A型事業所の設立や規模の拡大などに要する設備整備の経費(備品購入費)を支援しています。

大分県 障害者就業・生活支援センター(県庁内リンク)

社員としてみんな一緒に。 
 
これまでにも障がいのある方を雇用していますが、ぜひ当社で働いてもらいたいと採用した皆さんですから、取り立てて意識することはありません。同じ社員としてそれぞれに能力を発揮し、一生懸命働いています。
 今年4月に入社した菅原茉生さんは、高校生の頃に2度当社で職場実習を体験し、本人にとっても会社にとっても互いを知る良い機会になりました。真面目で純粋な心を持っているので、新しい力として期待しています。社員みんなで地域に貢献する、心のこもったものづくり企業を目指したいですね。
安部さん大分デバイステクノロジー株式会社 代表取締役社長 安部征吾さん 

 職場では、皆さん優しくて仕事はとても楽しいです。入社してよかったなと思います。自動車のシートを縫製する仕事をしているので、ミシンをもっと上手に扱えるように頑張りたいです。

菅原さん菅原さん
      菅原茉生さん

問/障害福祉課 ☎097-506-2731
   雇用労働政策課 ☎097-506-3345

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