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新時代おおいたNo.95

印刷ページの表示 ページ番号:0000291982 更新日:2014年8月5日更新

 新時代おおいたNO.95

特集1     豊かな水環境を未来へ!ごみゼロおおいた作戦の新たなスタート
特集2     みんなで子育て!子どもは地域のたからもの
風紋      四万十川と初鰹と
トピックス   ますます便利に!つながる!東九州自動車道
県民ひろば  エコ通勤を始めませんか
お薦め図書コーナー 心ひらいて  とよの国の食彩   

 

 特集1   豊かな水環境を未来へ!ごみゼロおおいた作戦の新たなスタート

 幅広い環境問題に取り組む「ごみゼロおおいた作戦」がスタートして10年。様々な環境活動により、「街がきれいになった」という声も多く聞かれるようになりました。その一方で、河川の水質や海の漂着ごみなど、水環境に関する課題はまだまだ残されています。そこで、今後は『豊かな水環境の創出』を目標に掲げ、新たなる活動をスタートします。

特集1 1ページ

新たな10年のスタート!

 人材育成

〇ごみゼロ探検団を応援

学校または少年団体などが行う自然体験活動などの環境学習を支援

〇環境教育アドバイザーを派遣

学校や公民館、企業などが開催する環境に関する講演会や研修会、自然観察会などへアドバイザーを派遣(派遣経費無料)

〇ごみゼロおおいたリーダー養成講座(ごみゼロエコール)を開講

環境に関する基礎知識や実践活動を通じ、地域のリーダーを育成(受講生は8月募集予定)

 

美しい河川環境を守り、未来の子どもたちへつなげていきましょう!

お問い合わせ:地球環境対策課 ☎097-506-3024

河川環境改善

〇河川流域の活動を促進

筑後川など重点河川に流域会議を設置

流域住民が主体となり、環境保全に向けた目標を設定し活動

河川の環境基準の達成率:94.4%(H15)⇒95.3%(H24)

 

〇生活排水対策を促進

流域会議の設置された市町村を主体に合併処理浄化槽への転換を促進

生活排水処理率:55.8%(H15)⇒70.0%(H24) (全国平均77.7%⇒88.1%)

 子どもたちに泳げる川を!

NPO法人ひた水環境ネットワークセンター(日田市)

園田匠さん 理事長 園田 匠さん

 「水郷日田」の水と森を守りたいとの思いのもと河川の水質改善活動を始めました。

 以前は個人や団体がおのおの行っていた活動を、行政、企業、住民、各団体などがつながり、連携する仕組みをつくりました。家族連れや子どもたちが川で遊ぶ親水イベント「リバーフェスタ」の開催や、環境に優しい「せっけん洗剤」の紹介などの水環境の啓発活動を展開しています。

 「活動の原動力は子どもたちの元気いっぱいの笑顔です。子どもたちが体で感じたこと、感動したことを楽しそうに、一生懸命に話している様子を見ると、活動をしてきて本当によかったと、喜びを感じます。『水郷日田』は我々の誇りであり、自慢です。今後も、筑後川流域における各地の取り組みと連携しながら、豊かな水環境づくりに向けた活動を継続していきたいですね」と園田さんは笑顔で話してくれました。

子どもたちの川遊び 子どもたちの川遊び2 子どもたちの川遊び3 子どもたちの川遊び4  

ご存知ですか?

海岸美化

ごみゼロ海岸クリーンアップ作戦

 

 美しい干潟を未来へつなげたい!

NPO法人 水辺に遊ぶ会(中津市)

足利さん川原さん (左)代表 足利 由紀子さん (右)川原 愛子さん

 瀬戸内海で一番大きい中津干潟は、カブトガニの生息地でもあり、希少生物が多く見られることから、年間を通じて多くの学校が自然観察会に訪れています。参加した小学生からは、「エビがおった!」「この虫なに?」と元気な歓声があがり、好奇心いっぱいの瞳で干潟を歩く姿が印象的でした。

 「年4回の海岸清掃には、毎回多くの方に参加していただいてます。子どもの頃、観察会に来た子どもたちが大人になって、ボランティアとして活動に参加してくれるのはうれしい限りです。この中津干潟のすばらしさを、地元大分の皆さんにもっと知っていただき、これからも、干潟の環境を保全し、大切な資源として、しっかり未来につなげていきたいです」と足利さんは笑顔で語ってくれました。

水辺に遊ぶ会活動の様子 中津市立小楠小学校の干潟環境学習会の様子

水辺に遊ぶ会活動の様子2

海岸美化活動で地域を活性化!

NPO法人 福祉コミュニティーKOUZAKI(大分市)

橋さん稲生さん (左)会長 高橋 政行さん (右)事務局長 稲生 亨さん

毎月1回。神崎海岸の清掃など環境美化活動を実施しています。「以前は漂着ごみが散乱する海岸でしたが、活動を継続するにつれ、美しくなり、地域の皆さんの意識も変わってきたのがうれしいですね。清掃活動には、レジャーなどで海を利用する若者など、地区外からも参加していただいてます。会員が力をあわせて休憩所なども整備しました。多くの方が遊びに来てくれるので、地域住民にも張り合いができました」と笑顔で稲生さんは話します。

 海岸清掃のほか、希少生物の保護など環境改善活動も行っています。「昨年はうみがめもやってきましたよ。地元の海を大切にすることが、地域の活性化につながっています。今後も継続していけるよう、若い方へ活動をつなげていきたいです」と高橋会長は話してくれました。

神崎海岸清掃活動 神崎海岸清掃活動の様子 ゴミ拾いめじろん

ごみゼロおおいた推進隊募集!

 地域で率先して活動している皆さん、またはこれから活動していこうという熱意をお持ちの皆さん、「ごみゼロおおいた推進隊」として活動してみませんか?

【募集期間】通年

【応募資格】

●街、道路、海岸や河川などの清掃活動の他、ごみの減量化やリサイクルといった3R活動の実践などを継続できる団体

●県内在住で5名以上の団体 ※営利を目的とした団体などは対象外

●活動報告会(例年2月頃)において活動発表を行っていただきます。

ごみゼロおおいた推進隊に任命した団体は、県のHPで紹介するほか、報道機関に情報提供し活動をPRします。

検索キー ごみゼロおおいた

お問い合わせ:地球環境対策課 ☎097-506-3024

  ごみゼロおおいた作戦展開中

 蛍が飛び交う清流、ごみのないきれいな海岸を目指して、おおいたの美しい自然を守り、未来に継承していくため、皆さんで一緒に活動していきましょう!