本文
〈ねずみのすもう〉 ある日、貧乏なじいさまが、山へ木をきりにいくと、2匹のねずみが相撲をとっていました。やせたほうは、じいさまのうちのねずみ、ふとったほうは、長者さまのねずみです。じいさまとばあさまは、ねずみのために、もちをついてやります。有名な日本の昔話が、ユーモラスな絵本になりました。貧しいながら人のよいじいさまとばあさま、仲のよい2匹のねずみの表情が、いきいきと描かれています。 〔大分県立図書館推薦図書リスト ようこそ!絵本の世界へ]より |
男)「また、どうでもいいことでケンカした」 女)「どうでもいいと思ってるところが、すでにダメ」 大分県出身の深津絵里さんが登場するこのテレビコマーシャルを初めて観た時、ドキッとし、そして笑ってしまいました。我が家でもこれに似たことがあったなあ、しかも、こりずにまた繰り返すんだよなあ、と。そして、このコマーシャルが流れるたび、ちょっと反省しているのです。 「どうでもいい」と思っている方は何ともなくても、「どうでもよくない」方は不満なはず。相手の気持ちを理解しようとお互いに努力する必要があるのでしょうが、こういう場合、どちらかというと苦しんでいない「どうでもいい」方が相手の言葉に耳を傾けるべきなのだろうと思います。 男女の間柄に限らず、友だち同士や親と子、先生と生徒など、いろんな関係の中で、気持ちのズレはあるものです。そんな時、同じ気持ちにはなれないとしても、相手の気持ちを受け止めたいですよね。そうやって、違いを認めあい、尊重しあって、ともに暮らしていきたい。あなたのダンスと相手のダンスが合わない時、きっと、相手には違う音楽が聞こえているのです。
|
| 新鮮な海の幸に恵まれた大分県ならではの郷土料理、「りゅうきゅう」。 |
アジなどの切り身(刺用)・・・150gキクラゲ(乾物)・・・適量、大葉・味一ねぎ・ミョウガ・水菜などお好みの薬味・・・適量、煎りごま・・・少々
〔合わせ調味料〕酒・濃口しょう油・・・大さじ6、みりん・・・大さじ3、砂糖・・・小さじ1、煎りごま・・・少々、柚子こしょう・・・適量、かぼす・・・1個
1.一晩水に漬けてもどしたキクラゲをさっと湯がく。
2.〔調味料〕
鍋に酒とみりんを入れ、一煮立ちさせ、砂糖を加えて冷ます→濃口しょうゆを入れる→煎りごまをすり入れる→柚子こしょうとかぼすの絞り汁を入れる。
3.一口大に切った鮮魚とキクラゲを調味料に10分間漬け込む。
4.器に3を盛りつけ、適度な大きさに切った薬味をあしらい、煎りごまを散らしてできあがり。
東京にいながらにして、大分の豊かな恵みを味わい、故郷に思いを馳せ、語り合う場となっている「坐来 大分」。料理人の斬新な発想と繊細な技により県産食材の魅力が引き出された郷土料理は、ここでしか味わえないと好評です。また、このお店の店長兼総料理長の梅原陣之輔さんは、地元生産者と一緒に大分の食材や食文化の普及に取り組んだことが高く評価され、農林水産省主催の第2回料理マスターズで最高賞のブロンズ賞を受賞しました。東京へお出かけの際は、ぜひお立ち寄りください。 |