【中学生「ほんラブ」事業】 児童文学作家・はやみねかおる先生が日田市立南部中学校を訪問しました
大分県教育委員会では、読書が好きな中学生を育成する、「中学生「ほんラブ」事業」を実施しています。
平成30年11月22日(木曜日)、事業のモデル校である日田市立南部中学校を、児童文学作家 はやみね かおる 先生が訪問しました。
中学生「ほんラブ」事業とは 中学生に、もっと「本を好き(本Love)」になってもらうための読書推進事業です。 県内2校をモデル校として、読書が好きな中学生を増やすための3つの支援を行っています。 1 学校図書館へのアドバイザー派遣 2 朝読書用セット本の貸出(300タイトル) 3 オーサービジット(作家の学校訪問) 【平成30年度モデル校】 日田市立南部中学校、豊後高田市立高田中学校 |
【オーサービジット】 児童文学作家 はやみね かおる 先生 講演会
はやみね かおる先生は、『都会のトム&ソーヤ』『怪盗クイーン』など、小・中学生に大人気のミステリー作品を多く書かれています。
南部中学校では、学校図書館に「はやみねかおる先生コーナー」を作って展示し、訪問を盛り上げました。
【図書館での作品展示】 【講演後、展示コーナーに生徒がたくさん集まりました】
はやみねかおる先生からのメッセージ 「本は読んだ方が人生楽しいですよ!」
講演会には、日田市立南部中学校の生徒及び教職員と市内の学校司書、約200名が集まりました。
はやみね先生には、読者を誘導するトリックの作り方など、ミステリー小説の魅力を楽しく教えていただきました。
【ペットボトルを用いたトリックの実演に興味津々の生徒たち】
南部中学校の生徒は、実演やクイズに参加しながら、はやみね先生の謎解きがいっぱいのお話に聞き入りました。
「本は読んだ方が人生楽しいですよ!」と、生徒に呼びかける、はやみねかおる先生。
読書が成績に与える効果やご自分の読書体験など、作家の先生から聞く「読書のすすめ」に、生徒の読書への関心も大いに高まりました。
講演後、生徒からは、「ミステリー小説の魅力や本を読むことの面白さを教えてもらえた」、「本を読むことで、たくさんの得るものがあることを知り、もっと本を読みたいと思った」、「大好きな作品を書かれた先生にお目にかかれてうれしい」などの感想があり、読書の魅力をあらためて感じる機会となりました。
【はやみね先生に質問する図書委員のみなさん】 【生徒も積極的に参加しました】