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新型コロナウイルス感染症対策本部及び社会経済再活性化緊急推進本部合同会議からのお願い等

印刷ページの表示 ページ番号:0000040107 更新日:2022年1月7日更新

新型コロナウイルス感染症に関する今後の対応について(令和4年1月7日)

新型コロナウイルス感染症に関する今後の対応について

 

令和4年1月7日

大分県新型コロナウイルス感染症対策本部

大分県社会経済再活性化緊急推進本部

 

 

1.感染の状況

県内の感染状況は、県民の皆様のご協力もあり、2か月余り極めて落ち着いた状態で推移していましたが、年明け早々、県内初のオミクロン株の陽性者が確認されましたこれまでの感染者4名は、全て感染経路が判明していましたが、昨日公表の方8名のうち2名の感染経路が不明であり、市中感染が懸念されます。

 

2.オミクロン株に関する知見

オミクロン株の特徴のひとつは、強力な感染力です。国内外の研究では、昨夏猛威を振るったデルタ株の2倍以上とも言われています。一方で、重症化に至る可能性は低く、諸外国での入院率はデルタ株の20~40%程度となっています。ワクチンについては、発症予防の効果は低減していると考えられるため、抗体量を高める3回目接種を可能な限り急ぎます。なお、重症化予防の効果は引き続き期待されます。さらに、中和抗体療法に加え、新たな内服薬もオミクロン株に有効であり、県内の医療機関での処方が可能となりました。これらの治療法を最大限に活用することで、病床や宿泊療養施設を効果的に運用し、感染拡大に備えます。

 

3.検査体制及び医療提供体制

これらの治療薬は発症後の速やかな投与が有効なことから、早期に検査・診断を受けることが必要です。現在、県内では498の医療機関等で1日あたり最大約1万5千件の検査が可能となっています。少しでも体調に不安があれば、検査を受けていただくようお願いします。加えて、無症状でも感染の不安を感じる方に対しては、県内11か所で無料検査を行っています。国では、先日、感染者の自宅療養も認める方針を打ち出したところですが、本県においては、当面は入院又は宿泊療養施設対応とし、自宅療養はできる限り避けたいと考えています。現在、受入病床として508床を確保するとともに、宿泊療養施設も3施設444室を開設しており、さらに2施設200室以上の開設を準備中です。

 

4.県民の皆様へのお願い

これまでお願いしてきた基本的な感染対策は、オミクロン株にも有効です。特に、エアロゾル対策で重要な、常時の換気と不織布マスクの適切な着用をお願いします。また、年明けからの感染例には会食に起因するものも含まれています。会食を行う場合は、換気等の感染対策を徹底している「安心はおいしいプラス」の認証店を選んでください。さらに、会話時のマスク着用、密にならない配席の工夫や席の移動を行わないなど感染対策をお願いします。なお、感染が拡大している地域への移動に関しては、臨機に行動するよう心がけてください。

 

5.結び

県としても、オミクロン株の今後の動向に十分に注意するとともに、感染拡大への備えに万全を期していきます。併せて、社会経済の再活性化にも全力で取り組んでいきます。引き続き、ご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

 

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