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オオキンケイギクは「特定外来生物」です

印刷ページの表示 ページ番号:0000106904 更新日:2010年6月7日更新

オオキンケイギクとは

 5月~7月頃にかけて、鮮やかな黄色の花をつけるオオキンケイギク。 九州各地の道端や川原などでよく見かけます。しかし、きれいな花だからといって、ご自宅のお庭や花壇に植えてはいけません。オオキンケイギクは、日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある植物として、外来生物法による「特定外来生物」に指定され、栽培、運搬、販売、野外に放つことが禁止されています。

 
オオキンケイギク
学名Coreopsis lanceolata
原産北アメリカ
特徴

多年生草本。 高さ 30~70cm程度。 葉は、茎の下に着き、両面に粗い毛がある。 花期は5月~7月頃。 直径5~7cmの橙黄色の頭状花を付ける。

オオキンケイギク

オオキンケイギクを処理するときの注意

 ご自宅のお庭に生えている場合など、少量を処理するときは、根から引き抜き、その場で拡げないように2~3日天日にさらすなど枯死させた後、ビニール袋などに密閉して燃えるゴミとして処理しましょう。

大量に処理する場合

オオキンケイギクは、特定外来生物ですので生きたままの種子及び根を移動させることは、外来生物法で禁止されています。自治体や団体の活動などで大量に処理する場合は、下記を参考にしてください。

 【生きたままの種子、根を移動できる場合】

 特定外来生物の防除確認・認定を受けることで、防除する目的で生きたままの種子や根を移動させることができます。防除の確認・認定については、九州地方環境事務所にお問い合わせください。

 【その他の方法】

 生きたままの種子と根は、移動させることができませんが、枯死したとみなした状態の(枯れた)もの、種子と根以外の部分のみを移動させることについては、外来生物法の規制の対象にあたりません。

(例1)引き抜いた個体(根のついた個体)をその場所に放置し、天日にさらして、枯死した状態にしたものを移動させる場合、規制はかかりません。

(例2)種子がない時期に刈り取りにより花や茎部分だけ(種子と根を除く部分)を移動するときは、規制はかかりません。

 例にあげた処理の方法の他にも、枯死等の状態にできれば、移動させることができます。

 ただし、万が一、生きた器官等が含まれている場合にも対応できるように、ビニール袋に密閉するなどの飛散防止処理をとったうえで、移動させることをお願いします。

処理についてのアドバイスは

 九州地方環境事務所 野生生物課 

 熊本市西区春日2丁目10番1号 熊本地方合同庁舎B棟4階 電話 096-322-2400 に お問い合わせください。

その他の「特定外来生物」や外来生物法について知りたい方は

環境省のホームページの「外来生物法」をご覧ください。

http://www.env.go.jp/nature/intro

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