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令和5年度大分地区石油コンビナート等特別防災区域総合防災訓練の実施について

印刷ページの表示 ページ番号:0002117426 更新日:2024年3月1日更新
 令和5年12月15日、石油コンビナート等災害防止法及び大分県石油コンビナート等防災計画に基づき、関係機関の連携強化と災害対応能力の向上を図るため、危険物タンク火災を想定した防災訓練を、ENEOS(株)大分製油所で行いました。

〔参加機関〕
大分県、大分海上保安部、大分県警察本部、大分東警察署、大分市、大分市消防局、大分市東消防署、ENEOS(株)大分製油所、大分地区石油コンビナート等特別防災区域協議会「(株)レゾナック大分コンビナート、住友化学(株)大分工場、日本製鉄(株)九州製鉄所大分地区、大分エル・エヌ・ジー(株)、NSスチレンモノマー(株)、大分液化ガス共同備蓄(株)大分事業所」、日本赤十字社大分県支部、日本通運(株)大分支店(順不同)

 今回の訓練では、大分県中部(内陸部)を震源とする直下型地震(震度5弱)により局地的に強い揺れが発生し、ENEOS(株)大分製油所において、タンク火災が発生したとの想定で実施しました。
 この訓練は大規模火災を想定しており、大分東消防署と各事業所が設置している自衛消防組織(ENEOS(株)大分製油所、(株)レゾナック大分コンビナート、住友化学(株)大分工場、日本製鉄(株)九州製鉄所大分地区、大分エル・エヌ・ジー(株))が協力し、消火活動を行いました。
 併せて、海上へ重油が漏えいしたことを想定し、大分海上保安部及びENEOS(株)所有の船舶による海上からの油防除訓練を行いました。

 また、大分市消防局の協力のもと、初めて支援車を活用した大分県現地対策調整本部の設置、運営訓練を行いました。現地対策調整本部では、防災関係機関等への連絡調整や災害情報の収集、住民避難勧告等の必要性の検討を行いました。


主な訓練内容は、下記のとおりです。

〔主要訓練項目〕
(1) 緊急通報、操業安全緊急停止
(2) 事業所消防隊による初期消火活動、救護班による負傷者救出活動
(3) 事業所防災対策本部設置及び現場指揮本部等設置、所内誘導員配置、誘導
(4) 消防現場指揮本部設置及び指揮活動
(5) 現地対策調整本部設置運営
(6) 情報収集及び防災相互通信無線訓練
(7)  交通規制、周辺警戒、周辺住民避難準備広報訓練
(8) 公設消防及び応援企業消防隊、自衛消防隊による統制ある消火活動
(9) 泡消火薬剤の搬送、到着後の補給体制
(10) 海上への油漏えいに伴う油濁防除訓練

○ 消火活動訓練

消防活動訓練 消火活動訓練2

消火活動訓練3

○油濁防除訓練

 

海上訓練1  海上訓練2


海上訓練3

 

○緊急車両入構、負傷者搬送訓練

 

緊急車両1   緊急車両2

○現地対策調整本部、現場指揮本部運営訓練

現場指揮本部    現場指揮本部2