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水辺工事の活用事例

印刷ページの表示 ページ番号:0000009676 更新日:2010年2月23日更新

木材を使った土木工事の紹介

水辺の工事に使われたもの

丸太型枠工(山国町)

m1  解説

  ダム工等の型枠に丸棒加工品のスギ材を使用し、施工後は取り外すことなく型枠と本体を一体構造として施工する。

  景観との調和に優れ、自然素材であるため、河川への環境負荷も少ない。

  公園等の化粧型枠としての施工に適している。

 

 

 

 

木製水路工(竹田市)

m2  解説

  横木丸太を重ね水路を作り、杭木により固定する工法。

  自在に幅が選択でき、自然な形状の河川形を創造できる。

  また、水生動植物の保護にもつながるため、環境に配慮を要する地域での施工に適している。

  ただし、コンクリートに比べて、衝撃に弱いため比較的流水量の少ない箇所での施工が望ましい。

 

 

丸太防風工(国東町)

m3  解説

  丸太を交互に組み合わせ防風・防潮・防砂垣として施工する。

  植栽初期の海岸部の防災林を強風等から保護する効果がある。

  この工法は自然に腐食していくため、環境への負荷は小さく、常に乾燥している状況下にあることから、腐食の進度も比較的遅い。

  成林するまでの保護という防災林造成の特徴から、その目的を達成するには非常に適した工法である。