ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織からさがす > 農林水産研究指導センター畜産研究部 > 家畜ふん尿施用量 (平成6年県施肥及び土壌改良指針抜粋)

家畜ふん尿施用量 (平成6年県施肥及び土壌改良指針抜粋)

印刷用ページを表示する掲載日:2010年4月1日更新

表1 連用する場合の安全使用量                (* 印は年間使用量)

作  物

施 用 量 (t/10a/1作)  施用上の注意  備 考
 牛  豚
ふん尿液状きゅう肥ふん尿固形分離糞ふん
飼料
作物
畑地3.09.02.02.50.5耕起前全面使用化学肥料は元肥()の1/2~1/3併用
水田2.56.01.52.00.3耕起前全面施用、裏作飼料作物に施用 
牧 草 *(永年草地)20.0春先及び刈取り後に分施化学肥料は無施用ないし1/3以下に

付 記

 1)ふん尿の施用により肥料要素間に著しい不均衡のある場合は要素ごとに適宜加減する。

 2)この基準作成にあたっては付表に示すふん尿の性状及び肥料成分の含量を根拠にした。

     付 表

ふん尿の種類

水 分

全-N

全-リン酸

全-カリ

ふ ん 尿 *

6 ボロ出し0

0.8

0.8

1.0

液状きゅう肥 **

0.3

0.1

0.3

ふん尿 ボロ出し

60

1.2

2.0

1.2

 固形分離ふん

60

1.0

1.0

0.3 ***

乾燥鶏ふん

15

3.5

4.5

3.0

注) * 乾燥堆積物  * 4~5倍希釈液

   *** スクリュープレス方式及び多板式の場合は0.1とする。

3)尿を元肥、追肥に施用する場合はその成分により化学肥料を適宜加滅するものとする。

4)家畜ふん尿はその施用時期及び施用時の土壤条件(土壌の種類、土牲、地力、土壌水分状態など)によってその無機化と肥効に差があるので、化学肥料の追肥については各作物の生育状況により適宜加滅すること。

5)家畜ふん尿の肥効率は作目、土壤条件、施用量などにより多少異なるか、おおよそ次のとおり。

ふん尿の肥効率(化学肥料を100とした場合)

ふん尿の種類

窒 素

リン酸

カ リ

ふ ん 尿

30~40 %

50~60 %

90~100 %

液状きゅう肥

50~60

60

ふん尿 ボロ出し

60~70

60~70

 固形分離ふん

50~60

50~60

乾燥鶏ふん

70

60~70

表2 単年(単作)施用する場合の限界量

作  物

    施 用 量 (t/10a/1作)

備  考

ふん尿

液状きゅう肥

ふん尿

固形分離糞

ふん

施用については表6の施用上の注意及び備考に準ずる。()は表6の安全使用量に対する倍率

飼料

作物

畑 地

15.0(5.0)

30.0(3.5)

10.0(5.0)

12.0(5.0)

1.5(3.0)

水 田

12.0(5.0)

25.0(4.0)

8.0(5.0)

10.0(5.0)

0.9(3.0)

牧草(永年草地)

30.0(1.5)

付 記

 1)この施用限界量は土壌条件によって多少異なるが、多投限界は一般的に火山灰土壤で大きく鉱質土壌では小さい。

  2)ふん尿の多投により無機化N量が増すので原則的に元肥の化学肥料は施用しないか、追肥 については生育状況をみて加減する。

 3)ふん尿の多投は土壌中のリン酸、カリ含量を増加するが、特に多投連用は土壤中のカリ蓄積を招き、土壤中の養分比率(石灰、苦土、カリ間のバランス)が悪化しやすいので注意 を要する。

 4)ふん尿の多投で水稲、麦類、一般畑作物はN過多現象となりやすく、また飼科作物中(イタリアンなど)の硝酸態窒素濃度が増すので留意する。(多投後の一番草の硝酸態窒素濃度が高めとなりやすい。)

  5)多投もしくは連用圃場では深耕により施用限界量が増す。

  6)この施用量は単年(1作)における限界量で以後数作~数年は施用しない場合を示したが、作物の生育状況などをみて、次作に多投する場合は土壌中の塩基(Ca、Mg、カリ濃度)のバランス、特にカリ濃度をみて施用を決めることが望ましい。

  7)飼料畑など多投連用圃場でカリ蓄積の場合はとうもろこしなどを栽培するとよい。


大分ラグビー情報についてはここをクリックしてください