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【中学生「ほんラブ」事業】 朝読書用セット本「ほんラブセット」が好評です!
大分県教育委員会では、読書が好きな中学生を育成する「中学生「ほんラブ」事業」を実施しています。
中学生「ほんラブ」事業とは 中学生に、もっと「本を好き(本Love)」になってもらうための読書推進事業です。 県内2校をモデル校として、読書が好きな中学生を増やすための3つの支援を行っています。 1 学校図書館へのアドバイザー派遣 2 朝読書用セット本の貸出(300タイトル) 3 オーサービジット(作家の学校訪問) 【平成30年度モデル校】 日田市立南部中学校、豊後高田市立高田中学校 |
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1 朝読書用「ほんラブセット」とは
中学校の読書活動を活性化させる支援の一つとして、県内のモデル中学校2校に、朝読書用のセット本「ほんラブセット」(300タイトル)を一年間貸出します。
本が苦手な中学生にも読みやすいように、映画の原作本や同世代の少年少女が活躍する本など、県立図書館の司書が工夫しておすすめの本を選びました。
ほんラブセット リスト一覧 300タイトル(330冊)[PDFファイル/378KB]
【1校あたり12セットを貸出】 【セット本の中身を公開! 箱により入っている本は異なります】
2 「ほんラブセット」が学校に到着!
モデル校の1つである豊後高田市立高田中学校では、図書委員が1冊ずつ透明カバーをつけて、セット本の整備を行いました。
<豊後高田市立高田中学校 図書委員会の様子>
【学校司書から説明を聞く図書委員】 【自分のクラスのセット本にカバーを掛けます】
【みんなに読んでもらえるよう、学級文庫として配置する本の中から、おすすめの本を選んで紹介を書きました】
3 「学級文庫」として配置することで読書がもっと身近に
セット本が導入されたモデル校では、さっそく学級文庫として活用されています。
<日田市立南部中学校での活用状況>
モデル校の日田市立南部中学校では、各クラスに1箱、セット本を配置し、セットを定期的に交換しながら活用しています。
本を自宅に持ち帰って読むことができるので、1箱(27~28冊)のセット本がこんなにも減ってしまいました。
セット本導入後、図書館の貸出冊数が月平均134冊増加し、前年度の1.4倍となりました。
「本屋みたいに面白い本がある」と好評で、身近に魅力的な本があると生徒も手に取ることがわかりました。
他にも、「セットの本を全部読破したい!」「セット本の続きの巻を図書館に買ってほしい」など、たくさんのうれしい反響がありました。
次年度、実施を希望する中学校は、ぜひお問い合わせください。